AGC38プロジェクトの旭プロ 日本動画協会準会員に

 日本動画協会は2010年9月1日付けで、アニメ企画・制作の旭プロダクションが同協会に準会員と入会したことを明らかにした。2010年度にはこのほか4月1日付でLong Tail Live Station、6月1日付でキングランが、日本動画協会に入会している。Long Tail Live Stationはアニメなどを含んだ動画配信ビジネスを、キングランは日本と中国のアニメを結ぶ事業を行なっている。
 今回の旭プロダクションの入会により、日本動画協会の会員は正会員34社、準会員27社の合計計61社となる。同協会の設立時の参加企業は20社、発足時の3倍の参加企業にまで拡大する。

 旭プロダクションの会社設立は1976年と30年以上の長い歴史を持つ。当初はテレビコマーシャルの制作やアニメーション制作の撮影、ポストプロダクションを中核事業としてきた。2000年頃からデジタル部門に力を入れるようになり、アニメやCGの撮影、デジタル処理の大手として知られている。また、近年は制作事業にも進出し、業界での存在感が増している。
 また、9月には完全描き下ろしの美少女キャラクター38人のタレント化事業「AGC38」を発表し、注目をされた。このプロジェクトは、自社開発したキャラクターをクライアントに提供、様々なコラボレーションをするユニークなものだ。
 また、宮城県に協力するアニメ「むすび丸」のプロジェクトや、東京国際映画祭の併設見本市TIFFCOM企画マーケットTPGへ出品するなど、次々と新しい展開を打ち出している。
 歴史を持ちながら同時に新しい旭プロダクションの動画協会加入は、アニメ業界の変化を感じさせる。今後の業界の活性化にも役割を果たしそうだ。

日本動画協会 http://www.aja.gr.jp/
旭プロダクション http://www.asahi-pro.co.jp/