東京ゲームショウ2010 来場者数207647人で過去最高に

 9月16日から19日まで開催された東京ゲームショウ(TGS)2010の来場者数が、20万7647人となり1996年の開催スタート以来初の20万人突破となり過去最高を記録した。今年の出展企業・団体は194となり昨年を上回ったが、一昨年、その前年と較べると企業・団体数も小間数も減少している。そうした中では大健闘といっていい成果だ。
 TGS2010を主催するコンピュータエンターテインメント協会(CECA)の発表によれば、ビジネスデイの来場者は4万8993人と前年の5万2040人を割り込んだものの、一般公開日の動員数が伸びた。昨年の13万2990人から15万8654人と20%近い増加となった。ゲームソフトに対する、コンシュマーの大きな期待が表れた。

 ビジネスデイの減少と一般公開日の増加という相反する結果は、近年、主催者がビジネスデイの入場を厳しくする方針を取っていることにも理由がありそうだ。TGSはその規模に較べてビジネス機能が弱いとこれまでされてきた。このためTGSをトレードの場とすることを目指した方針が取られるようになっている。ビジネスデイの入場規制はその一環となっている。本年はビジネスデイの入場の有料制や登録の際にゲーム関係者であることの証明などが求められた。
 ビジネス機能の強化は、アジア重視のかたちでも表れている。TGSは今年アジアのハブとなるトレーディングショーを目指し、中国、韓国、台湾各国のゲーム会社のトップを招きビジネスサミットを開催した。
 一方で、一般公開日は、ファン向けイベントの多様化が図られている。本年は会場内に世界最大級の格闘ゲーム大会「闘劇2010」を招聘し併催を実現した。また、コスプレイヤーのための企画を拡大し、世界的に注目を集めるコスプレの取り込みを目指している。

 開催終了に合わせて、TGSは来年の開催日程も明らかにした。2011年の9月15日または16日から9月18日(日)まで幕張メッセで開催する予定である。TGSは来年も引き続き「アジアNo.1の情報網羅性」、「世界最大級のイベント」を目指すとしている。
 また、開催が引き続き9月の半ばに置かれたことから、他のイベントとの連動にも大きな影響がありそうだ。来年はCESAの主催するもうひとつの大型ゲームイベントでゲーム開発者のためのCEDEC2011が、9月6日から8日までの日程としている。ふたつのイベントが2週間内に収まることになる。
 さらに例年どおりアミューズメントマシンショーが9月初旬に行われれば、3つの大型ゲームイベントが短期間に集中することになる。特に海外からの来場者について、相乗効果が期待出来る。

東京ゲームショウ http://tgs.cesa.or.jp/

[東京ゲームショウ2010の来場者数と前年比較]

東京ゲームショウ 2010
 9月16日(木) 24,764人
 9月17日(金) 24,229人
 9月18日(土) 81,469 人(内ファミリーコーナー 9,221人)
 9月19日(日) 77,185 人(内ファミリーコーナー 13,156人)
  合計: 207,647人

東京ゲームショウ 2009
 9月24日(木) 27,435人
 9月25日(金) 24,605人
 9月26日(土) 61,138人(内キッズコーナー 9,579人)
 9月27日(日) 71,852人 (内キッズコーナー 12,369人)
  合計: 185,030 人