マンガ等活用目指す B2Bマッチングサイト「ネタもと.JP」

 マンガを中心にコンテンツの多角的な利用の拡大を目指したB to B型のコンテンツマッチングサイト「ネタもと.JP」が、8月20日にオープンした。ライセンス事業やマンガスクール運営、マンガ制作を手掛けるMANGA RAKが運営する。
 ネタもと.JPはコンテンツ活用のビジネスを、「著作権を借りたい」、「原作・原案を借りたい」、「版権を二次利用したい」と3つのカテゴリーに分類し、それぞれ活用可能なコンテンツを一覧にする。一覧されたコンテンツは作品の権利によるもので、作品の内容やこれまでのビジネス展開、そして希望する活用方法などが掲げられている。活用の範囲は、出版、海外翻訳出版、電子配信、映像化、ゲーム化など幅広い分野に及ぶ。
 サイトでは現在、「著作権を借りたい」と「原作・原案を借りたい」でそれぞれ十数作品を紹介している。また、「版権を二次利用したい」は準備中となっている。

 コンテンツビジネスのマッチングサイトはこれまでも幾つか設立されてきたが、これまでは新しい才能の発掘に主眼が置かれて来た。しかし、実績が少ないコンテンツが多く、企業にとってはリスクが大きくビジネスが広がらないケースが多かった。
 一方、ネタもと.JPの「著作権を借りたい」では、既に単行本化されたもの、人気雑誌に連載されたものが中心となっている。当初から本格的なビジネスを念頭にしたものとなっている。掲載コンテンツには『びっきの子鉄』(原作:小池一夫/作画:ケン月影)、『木曜日のリカ』(原作:小池一夫/作画松森正)、『すずなり横町道楽商店街』(原作:中原まこと/作画:高井研一郎)といった作品が含まれている。

 また、ネタもと.JPの特徴となっているのが、未発表のマンガ原作・原案を取り扱っている点だ。こちらは現在あるマンガの2次展開でなく、マンガ化そのものを目指す。紙媒体の出版だけでなく、携帯配信も活用出口のひとつとして掲げている。さらにキャラクター展開やゲームなど、様々な提案を行う。全てビジュアルが用意されており、ほとんど企画が完成している状態だ。
 ネタもと.JPは、世の中にはマンガやキャラクター、原案に関係するものが溢れているが、その可能性を必ずしも汲みつくしていないとする。企画段階にある原案の採用やコラボレーションのマッチングに可能性を見出しているようだ。

ネタもと.jp http://www.netamoto.jp/