携帯コミックに定額時間制 NTTソルマーレが国内初導入

 NTTソルマーレが運営する携帯向け電子マンガ配信国内最大手「コミックシーモア」は、8月16日より利用時間に応じた新たな課金システムをiモード公式サイトで導入する。この新サービス「定額よみっぱー」では、事前に購入した利用時間内で好きなだけマンガを読むことが出来る。
 これまで携帯向けの電子書籍・マンガの利用サービスは、閲覧したコンテンンツの量に応じた従量課金が主流であった。NTTソルマーレによれば、時間制での電子書籍配信は国内初となる。新しいサービスの導入で、これまでとは異なったコンシュマーの開拓を進める。

 「定額よみっぱー」では、30分、90分、1泊2日、2泊3日の個別メニュー、月末まで読み放題、朝9時から夕方18時までに閲覧時間を制限した月末まで読み放題の月額メニューが設けられる。いずれも時間内であれば、「コミックシーモア」の豊富なタイトルから好きなだけマンガを読むことが出来る。
 利用料金は30分105円(税込)から、月末まで制限なし読み放題の1029円(税込)までとなっている。時間が長くなるほど時間当たりの価格は安くなる。月額メニューは、ヘビーユーザーにとってかなりお得感のあるものになるだろう。また、8月16日から11月末までは、30分メニューのよみっぱー個別100と90分メニューのよみっぱー個別200は、通常の倍の利用時間が提供される。

 日本の電子書籍市場は2009年までにおよそ600億円まで達している。さらに今年に入りiPad,Kindleが登場し、一段の拡大が期待されている。
 しかし、現時点で電子書籍の利用者は携帯所有者の2割にとどまっていることから、NTTソルマーレはまだ利用者拡大のチャンスがあると見る。今回の時間制の導入により、新しい顧客を開拓する。特に、30分のメニューなどが、電子マンガ利用のトライアルとして力を発揮するのでないかと考えている。

 「コミックシーモア」はNTT系の電子マンガ配信サイトで、国内最大手である。現在の配信タイトルはおよそ5000、話数では3万にも及ぶ。今後も毎週タイトルが加わり、年内に1万タイトルを目指す。こうした作品が自由に読める同社の新サービスは、大きな話題を呼ぶに違いない。
 NTTソルマーレは電子書籍ビジネスの最前線を走る企業として、積極的に新ビジネスに取り組む。時間制サービスは、今後は携帯電話だけでなく、iPhoneやAndroid端末などのスマートフォン、iPadなどでも同様のサービスを検討する。

NTTソルマーレ http://www.nttsolmare.com/

「定額よみっぱー」 http://yomippa.com
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