東宝とIMAXが包括契約に合意 劇場版「鬼滅の刃」や「STAND BY ME ドラえもん2」含む5作品で

東宝とIMAXが、映画の配給・興行・プレミアムシアターというパートナーシップを軸に、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』など東宝配給の邦画5作品についてIMAX版を同時公開する包括契約に合意したことがわかった。

この契約は、10月26日時点で週末興行成績1位の大ヒットを記録している『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』と、11月2日公開の『STAND BY ME ドラえもん 2』を含むもの。ハリウッドの映画スタジオを除き、複数作品の包括契約としてはIMAX最多となる。

東宝とIMAXといえば、2016年に『シン・ゴジラ』で IMAX興行収入が約6億円となる大成功を収め、2019年の『天気の子』では邦画作品のIMAX興行収入で過去最高となる約7.6億円を記録している。両者の強固なパートナーシップとこれらの成功があったからこそ、本契約合意が実現する運びとなった。

東宝の島谷能成代表取締役社長は、この契約合意について「2016年の『シン・ゴジラ』以来、信頼関係を深めてきたIMAXとのパートナーシップは、10月16日(金)に公開した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』によって、更に強固なものになったと確信しています。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』や『STAND BY MEドラえもん 2』のように、邦画は日々進化し、IMAXシアターに相応しいクオリティを獲得するに至りました。この複数作品契約を通し、IMAXシアターでの感動を、また作品の新たな発見をお客様に提供できることを、大変喜ばしく思います」と語っている。

またIMAXのリチャード・ゲルフォンド最高経営責任者は、この契約合意について「IMAX と東宝は、2014年に東宝グループにとって最初のIMAXシアターを導入して以来のパートナーです。そして、この複数作品包括契約を通し、東宝経営陣と長年に亘る関係を深めていけることを光栄に思います。日本市場は、現在ハリウッド作品が軒並み公開延期となる中でも、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』にみられるような大ヒット邦画作品によって力強い回復を見せており、IMAXにとっても成功した市場に成長しています」と述べた。

なお『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』と『STAND BY ME ドラえもん 2』以外の未発表の3作品は、2021年のIMAX版同時公開に向けて順次アナウンスされる予定だ。

『STAND BY ME ドラえもん 2』
(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

[仲瀬 コウタロウ]