アニメ映画「音楽」フランス・アヌシー映画祭の長編コントルシャン部門にノミネート

映画『音楽』(C)大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン

アニメーション映画『音楽』が、フランスの「アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編コントルシャン部門にノミネートされたことがわかった。
これを受けて、岩井澤健治監督から「アヌシー国際アニメーション映画祭は『音楽』を作り始めた時から、ひとつの指針としていた映画祭なので、ノミネートされ大変光栄です」などのコメントも到着した。

『音楽』は、大橋裕之の自費出版マンガを原作に、楽器を触ったこともない不良学生たちが思いつきでバンドを組む姿を描いたロック奇譚だ。
映像化不可能と言われたアニメーション化にあたり、岩井澤監督はほぼ独力による個人制作に挑戦。7年以上におよぶ制作期間で、全て手描きの作画枚数は実に40,000枚を超えており、実写で撮影した素材をアニメーション化する「ロトスコープ」など様々な手法も取り入れられた作品となった。

「アヌシー国際アニメーション映画祭」は、今年で60回目を迎えるアニメーション映画祭で、カナダのオタワ、クロアチアのザグレブ、日本の広島と並び“世界四大アニメーション映画祭のひとつ”として知られている。
長編コントルシャン部門は2019年に新設されたコンペティションで、「個性のある長編映画、観客に対して挑戦している作品」をテーマに作品が選出される部門となる。

2019年には、カナダの「オタワ国際アニメーション映画祭」にて見事グランプリを受賞している『音楽』。2度目の海外映画祭へのノミネートで、さらなる快挙となるだろうか。
「アヌシー国際アニメーション映画祭」は2020年6月15日から30日にかけて、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けてオンラインにて開催される。

<以下、コメント全文掲載>
【岩井澤健治】
アヌシー国際アニメーション映画祭は『音楽』を作り始めた時から、ひとつの指針としていた映画祭なので、ノミネートされ大変光栄です。
今は世界中が大変な状況で、映画祭も本来の形で 開催されないため、参加することができないのは残念ですが、何もしがらみなく映画館で映画を観れる日常が戻ってくることを願っています。

[仲瀬 コウタロウ]
公式サイト:http://on-gaku.info/