コナミ第1Q サッカーゲーム、メタルギアが利益を押し上げ

 エンタテインメント企業コナミは、8月5日に平成23年3月期第1四半期の決算発表を行った。連結売上高は前年同期比で5%減となったが、デジタルエンタテインメント事業、ゲーミング&システム事業が好調で、営業利益28億7900万円(前年同期比287.9%)、経常利益は24億5200万円(同271.2%)、当期純利益は12億6500万円(同344.7%)と明るいものとなった。
 セグメント別では、ゲームソフト、カードゲーム、オンラインゲームなどのデジタルエンタテイメント事業が売上高250億円(同1.6%増)で営業利益23億円(同53%増)、健康サービス事業は売上高214億(前年並)で営業利益は1億円である。ゲーミング&システム事業は、売上高43億円(同10.3%増)、営業利益は12億円(71.4%増)だった。

 デジタルエンタテインメント事業では、PSP向けの「メタルギア」シリーズ『METAL GEAR SOLID PEACE WARKER』がヒットになり、人気シリーズが順調に業績に貢献した。さらワールドカップの開催もあり、世界的にサッカーゲームが盛り上った。同社の主力シリーズである「ウイニングイレブン」シリーズの販売が伸びた。国内でもブームの様相をみせている「ラブプラス」シリーズの新作が好調となり、トレンドに合わせたソフトの提供が利益に結びついている。
 アミューズメント部門は35億円から18億円に落ちみ、カードゲーム部門も前年同期の69億円から53億円も減少した。しかし、「遊戯王トレーディングカードゲーム」シリーズの販売は堅調だったとしている。

 今期の特徴は、海外でカジノシステムを提供するゲーミング&システム事業の成功だろう。日本はカジノを持たないことから、コナミのゲーミング&システム事業は国内企業では珍しいものとなっている。同社は、数年前からこの分野に力を入れており、前期は過去最高の売上高、営業利益を実現している。
 今第1四半期も前期を上回り、売上高、営業利益の過去最高を更新している。主力のビデオスロットマシン「Podium」など順調だという。同社の今後の世界戦略を考える際に無視出来ないものとなっている。

コナミ http://www.konami.co.jp/