「あにめたまご2020」今年も若手アニメーターを育成、3作品のビジュアル&ストーリー&第1弾スタッフ公開中

『オメテオトル≠HERO』『レベッカ』『みちるレスキュー!』

「あにめたまご2020」こと「文化庁 平成31年度若手アニメーターら人材育成事業」が本年度も実施。制作3団体による作品である『オメテオトル≠HERO』『レベッカ』『みちるレスキュー!』からキービジュアル、ストーリー、第1弾スタッフも公開中だ。

「あにめたまご」は、日本のアニメーションの振興と発展を目的に、OJTを通して業界の将来を担う優れたアニメーターらを育成するため、平成22年より開始された文化庁委託事業「若手アニメーター等人材育成事業」の通称だ。
平成31年度においてはアニメスタジオなど3つの制作団体が参加しており、短編アニメーション作品の制作と講座などでの学びを通して、21世紀の日本アニメ制作のクリエイティブを担う若手たちが日々研鑽を続け腕を磨いている。

『オメテオトル≠HERO』(C)2020 株式会社スピード/文化庁 あにめたまご2020

『オメテオトル≠HERO』は、粟津順監督のもとスピードが制作する3DCG作品だ。
22XX年、人口の減少から同盟を結んだ星の種族を受け入れたことでさまざまな属性が入り混じり、特殊能力を持つ異種族が誕生するようになった地球では、生態系が加速度的にマシン化され手のかかる動植物から排除されていくようになった。
その中で植物を操る「華魔族」も抹殺されるが、たった一人の生き残りが地球を森で覆いつくすべく、樹木化テロを遂行していく。ヒーロー族の父と華魔族の母から生まれた主人公ユーキは、両方の力が覚醒するなか誰を助け、何と戦うべきなのだろうか。

『レベッカ』(C)ベガエンタテイメント/文化庁 あにめたまご2020

『レベッカ』は、寺本幸代監督のもとベガエンタテイメントが制作する、19世紀末のアメリカ・メイン州の田舎町を舞台とする作品だ。
主人公レベッカは、7人兄弟の2番目の子として生まれた明るく元気な10才の女の子だが、父の死によって家庭が困窮したため、やむなくミランダとジェーンという2人の伯母のもとに預けられることになった。
レベッカは優しいジェーンを慕いつつも、厳格で口やかましいミランダの前ではどうしても委縮してしまう。そしてある日、ジェーンが作ってくれたピンクのドレスを勝手に着て外出したことをミランダに咎められたレベッカは、そのとき亡き父のことを侮辱されたために怒りを爆発させ、勢いあまって家を飛び出してしまう……。

『みちるレスキュー!』(C)於地紘仁・ゆめ太カンパニー/文化庁 あにめたまご2020

『みちるレスキュー!』は、於地紘仁監督のもとゆめ太カンパニーが制作する作品だ。
宇宙空間を飛ぶ赤黒い光の球を追いかけ、青、黄、銀、紫の球が飛び交いながら激しくぶつかると、ついに青い光球だけが地球に落下し、主人公みちるが眠る部屋の中へと辿り着く。一方、赤黒い球体も地球に現れると少年のシルエットに姿を変え、違法飼育者が飼うメジロを増殖させていく。
そしてある日、みちるが公園のフリーマーケットに参加していると、そこへ空を覆うようなメジロの大群が現れ人々を襲う。すんでのところで黄、銀、紫の光球がメジロたちを鎮めるも再び激しくさえずり始めたその時、みちるの頭の中にはメジロたちの助けを求める 声が響き渡る……。

「あにめたまご2020」ではこのほか、YouTubeにて第1弾PVも公開中。さらなる続報を楽しみに待ちたい。

「あにめたまご2020」
『オメテオトル≠HERO』※3DCG作品
制作団体:株式会社スピード
監督:粟津順
プロデューサー:森田淳也
(C)2020 株式会社スピード/文化庁 あにめたまご2020

『レベッカ』
制作団体:株式会社ベガエンタテイメント
監督:寺本幸代
プロデューサー:松土隆二、安本久美子
(C)ベガエンタテイメント/文化庁 あにめたまご2020

『みちるレスキュー!』
制作団体:株式会社ゆめ太カンパニー
監督:於地紘仁
プロデューサー:天野幸大
(C)於地紘仁・ゆめ太カンパニー/文化庁 あにめたまご2020

[仲瀬 コウタロウ]

公式サイト:https://animetamago.jp/index.php