フィールズ CRヱヴ20万台の大ヒット 業績予想上方修正

 パチンコ・パチスロ機の大手フィールズは、今年2010年6月に発売した「CR ヱヴァンゲリヲン~始まりの福音~」の好調などを理由に平成23年3月期第2四半期までの連結業績予想を大幅に上方修正した。連結売上高は従来予想の300億円から450億円まで引き上げられ、営業利益、経常利益はそれぞれ40億円から90億円、四半期純利益は20億円から45億円に変更された。
 フィールズによればこれはPS(パチンコ・パチスロ)事業の好調によるものだ。「CR ヱヴァンゲリヲン~始まりの福音~」の販売は20 万台を超え、期初予想を上回る大きなヒットとなった。さらに前期に発売した『新鬼武者』、『新世紀エヴァンゲリオン~魂の軌跡~』の受注が今期もあり、継続受注を予定してなかったことから業績を押し上げている。アニメやゲームの根強い人気が業績に貢献する。

 一方8月4日に発表された第1四半期の決算は、増収減益であった。連結売上高は213億4400万円と前年同期比で33.1%増加したが、営業利益は23億4800万円(同72.4%減)、経常利益は25億1800万円(同70.4%減)、四半期純利益は14億7700万円(同68.6%減)である。
 売上高の増加は、今期より映像制作の円谷プロダクション、デジタルフロンティアを子会社化してことに加え、パチスト機の販売も増加した。しかし、前年同期にあった「CRヱヴァンゲリヲン」シリーズの売上げは、今期は第2四半期以降に計上されることから利益は減少した。業績における「CRヱヴァンゲリヲン」シリーズの影響の大きさが反映されている。

 映像関連事業が含まれるその他・フィールド事業の売上高は11億7300万円、営業損失5500万円と赤字だった。同事業には円谷プロダクション、デジタルフロンティア、ルーセント・ピクチャーズなどが含まれている。
 フィールズは期間中これらの企業に加えて、小学館クリエイティブとの共同出資による新出版会社ヒーローズの設立などで、エンタテインメント領域の基盤強化に注力しているという。

フィールズ http://www.fields.biz/