セガトイズ 加のスピン・マスターと女児向けキャラ共同開発

 国内玩具メーカーのセガトイズは、カナダの玩具会社スピン・マスターと女児向けのキャラクター玩具「Zoobles(ズーブルス)」を開発した。両社による玩具の共同開発は世界的な大ヒットになった「爆丸」に続くもので、その第2弾となる。
 「爆丸」では男児をターゲットとして成功したが、「Zoobles」では女児をターゲットとする。さらに「爆丸」と同様に、日本、カナダだけでなく全世界に展開するグローバルコンテンツを目指す。セガトイズは、今後の重要キャラクターに育って行くことになる。

 「Zoobles」は女児に好かれる動物をモチーフとしたフィギュアであるが、そのデザインに「爆丸」でも利用されたポップアウト変形の機構を利用している。球形の玩具をハピタットと呼ばれるミニハウスの上に乗せると、その球形が変形してキャラクターフィギュアとなる。
 ターゲットは4歳から9歳女児で、「爆丸」と同様の意外な変形の面白さが魅力となる。まさに女児向け「爆丸」との位置づけだ。
 フィギュアの種類は60以上、コレクションアイテムとしての人気を期待する。発売は北米では2010年8月で小売価格は5.99ドル、日本では2011年春から発売開始予定で600円程度の価格を想定する。2011年春には、アジアやヨーロッパでも発売を予定し、北米、欧州、アジアと世界3地域での展開が出揃う。

 国内では百貨店や各種量販店、玩具店、雑貨店などで販売する。「爆丸」では国内外ともテレビアニメとの連動展開を行っているが、現在のところ「Zoobles」のアニメ化は発表されていない。一方で、ウェブサイトを利用し、キャラクター性や世界観を訴える。
 また、玩具の販売は日本を含むアジア地域がセガトイズの担当で、初年度10億円の販売を目指す。一方、北米、ヨーロッパの展開はスピン・マスターが担当する。

 セガトイズはセガサミーという大手企業グループに属しているが、国内では会社の事業規模でバンダイ、タカラトミーの2大玩具メーカーに大きく引き離された3番手グループに位置する。一方、スピン・マスターの北米市場における位置づけは、セガサミーとよく似ている。マテルとハズブロの2大玩具メーカーから引き離された3位グループを形成する。
 互いに自国が得意とするアジア、北米それぞれの市場以外のビジネス展開や、玩具開発資金などの企業体力はトップ2社には及ばない。そこで海外の有力企業と手を組むことで、グローバルコンテンツの展開を目指すというものだ。強者に対する国境を超えた連合となっている。連合することで、カバー地域を広げるだけでなく、異文化融合で強力なコンテンツを生み出す。

セガトイズ http://www.segatoys.co.jp/