アニメ記事のファン参加型翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」、パイロット版がローンチ開始


Tokyo Otaku Mode(TOM)は、イード、bitFlyer Blockchain、オタクコイン協会と共同で実証実験中のブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」について、8月29日にパイロット版をローンチした。

「Tokyo Honyaku Quest」のパイロット版では、1,200名を超える応募者の中から選抜された翻訳者が、イードが運営するアニメニュースサイト「アニメ!アニメ!」でニュース記事の翻訳や校正を担当。翻訳が完了した記事は、同時にローンチされた「アニメ!アニメ!」の英語版サイト「Anime Anime Global」にて配信していく。
また翻訳された記事は正式版として、翻訳者のIDや翻訳・校正の履歴とともにブロックチェーン上に記録される。

Anime Anime Global
なお翻訳者の選抜は、海外アニメファンが2,000万人登録しているTOMのFacebookページをはじめとするSNSなどで公募し行われた。
コンテンツの知識や情熱を確認したうえで、翻訳スキルを判定するためのテストの結果を考慮して選抜している。

今回の実証実験において検証されるのは、「ファンコミュニティ内で消費されるトークンを報酬として依頼される翻訳において、翻訳の質やスピードの担保ができるかどうか」「ブロックチェーンの活用がファンのコミュニティ強化・拡大に寄与するかどうか」「本取組が著作者やコンテンツオーナーへの適切な収益還元に繋げられるかどうか」という点だ。

Tokyo Honyaku Quest
本実証実験は、経済産業省が推し進めるコンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金(J-LOD)における「ブロックチェーン技術を活用したコンテンツの流通に関するシステムの開発・実証支援」の対象に選ばれており、結果は年内を目途に報告書をまとめ提出される予定となっている。
[仲瀬コウタロウ]

<パイロット版サイトを用いた実証実験の概要>
期間:2019年8月29日~11月末
1日あたりの翻訳依頼数(記事数):20~40件
1翻訳あたりの文字数(日本語):400~600文字
選抜された参加翻訳者:20名
※期間中に順次増やしていく予定です
Anime Anime Globalへの掲載:翻訳採用後即時