ワオ・コーポ アニメ制作子会社など3社を吸収合併

 関西を中心の学習軸の運営を手掛けるワオ・コーポレーションは、2011年4月1付で100%を出資する3つの連結子会社を吸収することを明らかにした。7月23日に開催された取締役で決定した。
 合併対象となるのは、アートスタッフ、ワオネット、ワオワールドの3社である。このうちワオワールドは、アニメ製作会社として知られている。このほか大学向けITシステムの開発を行うアートスタッフ、eラーニングシステムのワオネットの経営をワオ・コーポレーションに統合する。ワオ・コーポレーションでは経営統合により、これまで以上に迅速で効率的な事業展開が可能になるとしている。

 ワオ・コーポレーションは、2000年にアニメーション制作事業のため設立された。平成22年3月期の売上高は4億6200万円、経常損失3600万円、当期純損失2200万円とそれまでの黒字から赤字に転落している。
 また、会社の規模は決して大きいわけではないが、自社グループの出資による劇場映画を製作、存在感を発揮している。この中には2006年にSICAFでグランプリを受賞した『NITABOH 仁太坊~津軽三味線始祖外聞』、リヨン・アジア映画祭のグランプリ作品『ふるさとJapan』、昨年夏公開された『8月のシンフォニー』などがある。
 また、2DアニメのほかCGアニメ制作でも、他社との制作事業に参加する。企画から制作、撮影まで一貫してこなせる体制が特徴になっている。今後はワオ・コーポレーションの事業のひとつとして、こうした事業を継続して行くことになる。

ワオ・コーポレーション http://www.wao-corp.com/
ワオワールド http://www.waoworld.com/