IGポート 新任取締役にOLM社長奥野敏聡氏

 アニメ製作・マンガ出版のIGポートは、7月16日に開催された取締役会で同社の新任取締役に株式会社オー・エル・エムの代表取締役奥野敏聡氏を内定した。8月20日に開催される定時株主総会の決議を経て、正式に決定する。また、現取締役の下地志直氏は8月20日付で退任する。下地志直氏は、IGポートの子会社ジーベックの代表取締役を務めている。
 IGポートはアニメ製作会社のプロダクション I.G、ジーベック、そしてマンガ出版マッグガーデンを統括する持ち株会社で、グループ全体の運営を行う。今回の異動によりIGポートの取締役は代表取締役の石川光久氏、保坂嘉弘氏、奥野敏聡氏の3人となる。石川光久氏はプロダクション I.G、保坂嘉弘氏はマッグガーデンの代表取締役を兼任する。

 奥野敏聡氏は、1994年に設立されたアニメ製作会社オー・エル・エム(OLM)の創業社長である。OLMは『ポケットモンスター』シリーズや『イナズマイレブン』などのアニメ制作で知られている。グループ会社にオー・エル・エム・デジタルやピラコチャがあり、デジタルアニメーションの技術力で高い評価を受けている。2Dアニメだけでなく、CGアニメや実写のVFXパートでも多くの実績を築いている。
 プロダクションI.Gとは特撮テレビシリーズ『携帯捜査官7』などを通じて、コラボレーションを行っている。こうしたビジネス上のつながりが、今回の奥野敏聡氏のIGポート取締役就任につながったようだ。

 IGポートは8月20日には監査役の異動も行う。現常勤監査役の喜田繁氏が退任し、あらたに現執行役員の長谷川隆一氏が常勤監査役に就任する。長谷川隆一氏は、プロダクション I.Gの取締役も退任する。また、プロダクション I.Gでは、新任取締役に森下勝司氏が就任する予定だ。

IGポート http://www.igport.co.jp/