東京都 アニメ・ゲーム・映画等特化のベンチャー支援施設設立

 東京都はコンテンツ産業の育成を目的に、アニメ、映画、ゲーム等のコンテンツ関連のベンチャー企業に特化したインキュベーション(創業支援施設)「東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)」を8月1日にオープンする。また、オープンを目指して、7月3日から7月18日まで入居企業の募集を行っている。
 TCICは、創業間もない個人やベンチャー企業にオフィスを廉価に提供すると同時に、創業のためのノウハウやネットワークを支援する。また、入居企業だけでない関係分野の広い企業を対象としたセミナーなどの開催も行う。

 東京都はこれまでも創業のための様々支援を行ってきたが、産業特化型のインキュベーション施設は初めての試みとなっている。
 その初の試みに健康・バイオ関連と並んでコンテンツ関連が選ばれた。このコンテンツ関連分野には、アニメ、映画、ゲーム等が含まれる。

 アニメ産業は世界的に見ても日本企業が高い競争力を持っているが、そのほとんどが東京に集まっており、東京の地場産業ともされている。東京都はこれまでも、東京国際アニメフェアの開催などアニメ産業振興を積極的に行っている。今回の試みも、そうした一環にある。
 TCICが設けられる中野区は、アニメ産業が集中する東京都西部地域のなかに位置している。従来のアニメ産業のネットワークとベンチャー企業とのコラボレーションも期待されているようだ。

 TCICは、全体の延床面積がおよそ1511.3平方メートル、18㎡から45㎡のインキュベーションオフィス25室に会議室3室が設けられる。東京都産業労働局の委託によりテクノロジーシードインキュベーション株式会社が運営する。
 場所は中野区弥生町の旧労働資料センターに位置し、地下鉄丸ノ内線中野新橋駅徒歩1分と交通も至便となっている。現在募集しているのはこのうち6室だが、高い人気を集めそうだ。

「東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)」運営受託決定
と第1期入居者募集開始のお知らせ
http://www.tsi-japan.com/news/20080703.html

*施設の詳しい内容と募集概要は上記サイトで確認下さい。