東京国際映画祭 環境打ち出す今年のビジュアル公開

 2010年10月23日から31日まで、東京・六本木などを会場に開催される第23回東京国際映画祭が、今年の公式ポスタービジュアルを公開した。デザインは第21回、第22回に引き続き、緑の地球がメインモチーフになっている。
 第21回のビジュアルが白地に緑の地球、第22回が金地に緑の地球だったの対して、今回は真っ青な背景に地球が浮かび上がる。その青は水や空を思わせる。
 緑の地球のビジュアル採用は、映画祭がそのテーマのひとつに地球環境を掲げるためである。映画祭開催期間中はグリーン電力の使用を行うのをはじめ、環境保全を訴えるキャンペーンを行っている。上映部門のひとつに自然と人間の共生をテーマにした「natural TIFF部門」を設けているのもこうした趣旨からである。同部門には自然や環境に関わりのある映画が集められている。

 また、6月30日にはコンペティション部門の国際審査委員長にアイルランドを代表する映画監督ニール・ジョーダン氏が決定したことも発表されている。
 『クライン・ゲーム』でアカデミー賞脚本賞、『マイケル・コリンズ』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞するニール・ジョーダン監督だが、1985年には『狼の血族』で第1回東京国際映画祭に参加するなど、東京とも縁がある。大物監督の国際審査委員長就任は、映画祭の盛り上がりにも貢献しそうだ。

 映画祭開催はまだ4カ月先となるが、このほかにもその準備は着々と進んでいる。現在、受付けているコンペティション部門の作品エントリーは7月15日に締め切られ、いよいよ審査に入る。
 また、映画祭開催中のボランティアクルーも募集中だ。こちらは7月27日、8月1日に説明会が開催される。

第23回東京国際映画祭 http://www.tiff-jp.net/ja/