ビットウェイ クランチロールに出資 海外マンガ配信連携

 モバイル・インターネット向けの電子書籍・マンガ配信の大手ビットウェイは、海外向けの日本アニメ配信サイトのクランチロールと業務資本提携を結んだことを明らかにした。ビットウェイはて戦略的業務提携を進めるとしており、クランチロールに75万ドルの出資を行なう。
 クランチロールは2006年に設立された米国・サンフランスコに拠点を持つベンチャー企業である。日本のアニメやアジアのコンテンツをインターネッットにより配信する。日本アニメではテレビで放映された直後の番組を直ちにネットで配信することが売りとなっている。月間のユニークユーザー数はおよそ600万人に達している。
 クランチロールはこれまでに米国のベンチャーキャピタル ベンロックや、エンジェルとよばれる個人投資家から出資を受けてきた。これに加え、2010年3月には作品の提供元のひとつであるテレビ東京からも75万ドルの出資を受けている。今回のビットウェイの出資は、これに続くものとなる。

 ビットウェイは2005年に設立された、国内で電子書籍・マンガの配信・アグリゲートのビジネスの大手、国内の有力出版社が出資する。電子書籍・マンガの分野で大きな実績を残している。
 海外市場にも積極的に進出を行なっている。2009年からの進出地域は、香港・台湾・フランス・インドなどに及ぶ。クランチロールが得意とする米国市場は、ビットウェイにとって今後の有力市場である。こうしたことから既に米国で基盤を持ち、知名度の高いクランチロールとの提携を決めたとみられる。
 ビットウェイは今後、海外でのコンテンツプラットフォーム構築の開発・運用のリソースの確保、集客においてサイト連携などでクランチロールと協業するとしている。
 
ビットウェイ http://www.bitway.co.jp/
クランチロール http://www.crunchyroll.com