バンナムHD事業アドバイザーにアヴィ・アラド氏就任

 国内大手エンタテインメント企業グループのバンダイナムコホールディングスは、米国の有力プロデューサー アヴィ・アラド(Avi Arad)氏と事業に関する助言などを目的としたアドバイザリー契約を締結した。 
 アラド氏は、今後バンダイナムコグループのゲームや映像、音楽コンテンツの海外展開やコンテンツ創出強化、トイホビー事業での海外強化などで助言を行なう。海外事業の拡大を目指すバンダイナムコグループにとって大きな力になりそうだ。

 アヴィ・アラド氏は、コミックス出版などのマーベル・エンターテインメントで長年キャリアを重ねて来た。マーベル・エンターテインメントのディレクターやチーフ・クリエイティブ・オフィサー、映画部門マーベルスタジオのCEO、玩具部門Toy Bizのディレクターなどの経験がある。なかでも『スパイダーマン』や『X‐MEN』のプロデューサーとしての活躍が有名だ。
 2006年にマーベルを退社し、自身の会社アラド・プロダクションズを立ち上げているが、引き続きマーベル作品を原作とする映画に関っている。また、アラド氏は日本のアニメ・マンガを熟知していることでも広く知られている。兼ねてより、日本のアニメやマンガ、ゲームを題材にとったハリウッド映画製作に積極的に動いている。ドリームワークスが企画を進めるハリウッド実写版『攻殻機動隊』のプロデューサーとしても名前が挙がっている。

 バンダイナムコグループは、バンダイナムコゲームス、サンライズ、バンダイビジュアルなどを通じて数多くの有力ゲーム、アニメの権利を保有している。こうした作品の映像化やライセンス企画について、アラド氏の助言が期待出来る。
 さらにアラド氏がマーベルを中心に海外のコンテンツ企業と持つ太いネットワークは、玩具事業のバンダイにとっても魅力的だ。グローバルに玩具ビジネスを広げるための玩具ライセンス獲得の情報に力を発揮するとみられるからだ。

バンダイナムコホールディングス http://www.bandainamco.co.jp/