TV「ワンピース」好調 4/11過去最高視聴率13.8%

 劇場映画、単行本発売とその快調ぶりが際立つ『ONE PIECE』が、テレビ放映でも人気絶好調のようだ。2010年4月15日にビデオリサーチが発表した4月5日から11日の週間高世帯視聴率番組によると、4月11日に放映された第446話の視聴率が13.8%に達していることが明らかになった。
 この視聴率は『サザエさん』、『ちびまる子ちゃん』に次ぐもので、他のテレビ放映番組と同様に近年、視聴率の低下が進むテレビアニメの中では極めて高い視聴率となる。また、2006年秋に現在の日曜日9時半からの放映枠に移動後の同番組の過去最高視聴率となる。これまでの最高は3月7日の13.0%とみられる。

 『ONE PIECE』は、昨年12月に公開された映画の劇場映画『ONE PIECE FILM Strong World』が、興行収入47億円を越える大ヒットになるなど大ブームの様相を呈している。そうした人気は尾田栄一郎さんの描く原作マンガとも連動しており、3月4日に発売された単行本57巻は書籍として過去最高の初版300万部となったのは記憶に新しい話題だ。
 実はこうしブームの予感は、テレビシリーズ放映で2009年春ごろより伺えた。テレビ視聴率がそれまでより高いレンジ10%前後にまで上昇していたからである。その結果、映画公開に先立つ2009年10月11日放送の第421話では、視聴率12・0%で放送時間移行後過去最高に達していた。(東映アニメーションIR資料から)

 番組はその後も好調を続けて、映画公開前、公開後にさらに上昇を続けている。今年3月以降は12%を上回る視聴率が続いており、その人気の盛り上がりを見せつけている。
 劇場公開とマンガ単行本の話題、そしてテレビ放映の人気がうまくシンクロしているかたちである。こうした人気が短期的なブームなのか、より息の長いものか現在は判定しがたい。しかし、極めて高い認知度が、『ONE PIECE』を今後さらに10年、20年生き残る作品にすることは間違いないだろう。

アニメ『ONE PIECE』 公式サイト(東映アニメーション)
http://www.toei-anim.co.jp/tv/onep/