米国CN「デルトラクエスト」の放映権獲得 MIPで販売も

 映画業界情報ワールドスクリーン(WorldScreen)の4月9日付の報道によれば、米国の大手放送会社ターナーは日本のテレビアニメ『デルトラクエスト』のグローバルな放映権を獲得した。ターナーの国際部門ターナー・インターナショナルがフランス・カンヌで開かれる番組見本市MIPTVで販売するタイトルを紹介する記事のなかで、『デルトラクエスト』を紹介している。
 このほか記事ではターナーが同社の日本グループ放送局「旅チャンネル」、「MONDO21」からも番組を出品すること、さらにドバイのアニメ会社が製作しアラビア語圏で大ヒットになった3DCGのコメディアニメーション『Freej』のアジア・太平洋地域の配給権も獲得していることにも触れている。

 『デルトラクエスト』は、オーストラリアの小説家エミリー・ロッダさんが描く子供向けの冒険ファンタジー小説である。影の大王に支配されたデルトラ王国を救うため、主人公のリーフらが7つの宝石を求めて冒険を繰り広げる。世界的な大ヒット小説として知られている。
 アニメ版は2007年に日本でアニメ製作会社ジェンコが企画、『ポケットモンスター』などの制作で知られるOLMが映像化した。テレビ東京系列で1年3カ月放映された。国内では原作小説の出版、アニメのほか、マンガ化やニンテンドーDS向けのゲーム化がされている。

 海外での放送は、原作者のいるオーストラリアのカートゥーンネットワークでの放映されているが北米での放映はされていない。米国のカートゥーンネットワークは、今年になり最近日本から3つの有力作品の放映権を獲得したことを明らかにしている。このうちふたつは『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCEMIST』、『結界師』であることが発表されている。『デルトラクエスト』が、この3つめのタイトルだとすれば米国のカートゥーンネットワークでの放映の可能性が高い。
 さらに4月12日からMIPTVに出品されれば、他のカートゥーンネットワークの人気作品『ベン10』や『パワーパフガールズ』と同様に世界各国のカートゥーンネットワークやアニメーション専門チャンネルで放映される可能性もありそうだ。

ワールドスクリーン(WorldScreen)
Turner Content Solutions Unveils MIPTV Highlights

アニメ『デルトラクエスト』 公式サイト http://www.tv-aichi.co.jp/deltora/