「ポケモン」 米国のクラシックアニメチャンネルで放映開始

 『ポケットモンスター』が、この4月から米国のクラシックアニメーションチャンネル「Boomerang」で放映を開始する。番組編成に組み込まれるのは初期にテレビ放映されたシリーズで、毎週月曜日から金曜日の18時半からと子供たちにとってのゴールデンタイムでの登場となる。
 Boomerangは2000年にカートゥーンネットワークから分かれたアニメーションチャンネルで、ターナー・ブロードキャスティング(TBS)が24時間無料放映している。新作アニメーションを中心とするカートゥーンネットワークに対して、定番作品、往年の作品を軸に番組編成をする。現在はハンナ・バーベラやワーナー・ブラザースの作品が中心で、『トムとジェリー』、『原始家族フリンストーン』、『サムライジック』などが放映されている。これまで日本作品は、『ボルトロン』(百獣王ゴライオン)や『バトル・オブ・ザ・プラネット』(科学忍者隊ガッチャマン)といった日本アニメをもとに現地で編集された一部の作品にとどまっていた。

 アニメ『ポケットモンスター』の米国上陸は1998年、今年で12年目を迎える。その間放送局の移動などはあったが、継続して米国の主要なテレビ局で放映されてきた稀有な日本アニメである。放映話数はいまや600話を超え、米国人からクラシック・定番とみなされるようになった。
 『ポケットモンスター』は、現在もカートゥーンネットワークで「ダイヤモンド・パール」の放映が続いている。最新作をカートゥーンネットワークで、旧作をBoomerangで放映と住み分けることになる。旧作シリーズの放映は、新しい世代のファン獲得の窓口としても機能するだろう。キャラクターとしてのポケモンは、今後も長く米国文化の一部として続いて行きそうだ。

カートゥーンネットワーク/Boomerang
http://www.cartoonnetwork.com/tv_shows/boomerang/index.html