「福岡は日本を変えれる」DLE椎木社長海外戦略語る

  3月24日、DLE代表取締役社長の椎木隆太氏が来福した。これはアジアンビートが主催した福岡の若者覚醒プロジェクト「ヂカギキ Volume.04」に椎木社長が招かれたものである。
 アジアンビートは福岡県が2005年に開始したアジア若者文化交流プロジェクトで、この「ヂカギキ Volume.04」は、3月9日に椎木社長が福岡県海外戦略顧問に就任したことも兼ねて実施された。

 DLEは近年、福岡県とも関わりを深めるようになっており、今年に入ってからは九州・沖縄地区のフジテレビ系列で『ピチ高野球部』の放送を開始している。
 また、シリーズ第3弾の映画『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jpは永遠に~』では、劇中で登場する軍需企業サドルストーン・コーポレーションが福岡県久留米市を創業の地とするブリジストンを元としているなど、福岡のネタも取り入れていた。そして鷹の爪のキャラクターは今年度、JR西日本の「さわやかマナーキャンペーン」オフィシャルキャラクターとしても活躍することになった。

 トークで椎木社長は、地方ではお金をかけずに成功しやすい例として、静岡県で自社が展開している『パンパカパンツ』を挙げた。「全国ネットの視聴率3%より地方の視聴率10%」、「子供たちには全国放送か地方でしか流れないとか全然関係ない」、「普段DVD買わないようなおじいちゃんやおばあちゃんまでリーチする」といった経過を披露した。
 それにより静岡でしかやってないのに『パンパカパンツ』のDVDの売り上げが全国4位になったりしたという。「地方で金をかけずにしかけて、静岡で凄いことになってるらしいって中央が取り上げてくれたら、こんなに安くて全国に波及するものはないですね。地方で何より目立つ。地方ってのは仕掛ける時にお金がかからない。あるいはコンパクトにまとまってるんで、その人的ネットワークも駆使して、そこの地域では何とか出来るっていう難易度がだいぶ低いと思うんですよね」。

 一方、トーク中で椎木社長がキーワードとしていたのはメンタルブロックであった。「ブロックのかかったところだけを考えるだけじゃなく、リミッターを外して色んな広い分野の人、それは業界を超えた人たち、自分たちの持ってるものを考えて、世の中のニーズを考えて、こういう業界ってこういう悩みがあるから、絶対にこの業界の得意なポイントと絶対にマッチするはずだという仮説をもってアタックしにいく。そういった馬力のある爆発的な発想力とブルドーザーのような実行力とか僕はよく言うんですけど。それを持って突き進むんだと。その時にメンタルブロックを外すのが大事」。

 最後に福岡県海外戦略顧問に就任するに至った動機について、椎木社長は「こういう自治体ってないんで、最初にお話を受けた時に、僕の方こそお願いしますと。こんな素晴らしい考えを持った自治体はないんで。組めるなら本望です。麻生渡県知事は凄いビジネスプロデューサーだと多いますよ。かなり凄いセンスがある」などと語った。
 「福岡から仕掛けるのは大きなチャンスがあると思う。その時にビジネスプロデューサーとして、自分にないものをつなげる。あるいは頼りになるパーナーとつなげる、ここのニーズとここのニーズをつなげる人が福岡には何人か必要で、アジアで実績を残せば、僕は福岡で生まれたビジネスプロデューサーを日本中に派遣出来ると思うんですよ」と述べた。「福岡と組むことがアジアでの成功につながるみたいな、このブランディングが出来たら、福岡は日本を変えれると思ってます。今回お声がけ頂いて、やりたいのはそこなんですよ」。
【真狩祐志】

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