藤子・F・不二雄ミュージアム来年9月3日オープン

 川崎市と株式会社藤子・F・不二雄プロが協力して進める「(仮称)川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」が、2011年9月3日に川崎市多摩区旧向ヶ丘遊園の敷地内オープンする。3月29日東京 新宿のハイアット リージェンシー東京にて発表された。
 ミュージアムは『ドラえもん』や『パーマン』など数々の人気マンガ・キャラクターを生み出してきたマンガ家故藤子・F・不二雄さんの作品世界を伝えるものとなる。藤子・F・不二雄さんが長年川崎市多摩区に居住していたことから大規模なミュージアム計画が生まれた。計画の最初の構想は2000年に既に浮上しており、今回の計画は2009年9月に策定された「(仮称)藤子・F・不二雄ミュージアム基本計画」に基づいている。およそ10年間の準備期間、建設期間を経て、いよいよファンの前に姿を見せる。

 ミュージアムの敷地はおよそ5483㎡、延床面積は約3600㎡、地上3階建てで、2010年に着工に入る。建物整備は藤子プロが行い、敷地と周辺の整備については川崎市が行う。施工は大成建設、展示の設計・施工は乃村工藝社が担当する。敷地面積に較べて延床面積が小さく、郊外型の広々とした施設になりそうだ。
 また、入場者数は1日最大2000人、年間50万人を目標とする。入場については、現在予約制を検討している。1日4回、各回500人の定員を導入する。チケットの販売方法は現在予約システムを計画中とし、ミュージアムの運営も藤子プロが今後、運営組織を構築して行くとしている。今後さらに計画を煮詰めることになりそうだ。

 特定のキャラクターや作品群をテーマにしたミュージアムでは、首都圏ではスタジオジブリの作品を中心に紹介する三鷹の森ジブリ美術館がよく知られている。ジブリ美術館の延床面積は約3500㎡と今回の藤子・F・不二雄ミュージアムとほぼ同じ、直近の年間入場者数は65万人である。
 藤子・F・不二雄さんのキャラクター・作品の人気の高さも含めて、チケットの予約販売、目標入場者数などでジブリ美術館の運営も参考にされていそうだ。

 一方、気になる展示内容は、展示室、プラザ・映像展示室、ミュージアムカフェ・ショップ、屋上広場などから構成される。展示室には5万点にも及ぶ原画をテーマごとに紹介する。映像展示室では作品上映を、さらにプラザにキッズスペースやマンガライブラリーを設置、親子で楽しめるミュージアムを目指す。 

藤子・F・不二雄ワールド http://www.fujiko-f-fujio.jp/
川崎市 http://www.city.kawasaki.jp/