ファニメーション 「ドラゴンボール改」北米ライセンス獲得

 北米最大の日本アニメ流通会社であるファニメーション(FUNimation Entertainment)は、東映アニメーションの制作するテレビアニメシリーズ『ドラゴンボール改』の北米ライセンスを獲得した。2月25日にファニメーションの親会社であるナバレ・コーポレーション(Navarre Corporation)が明らかにした。
 契約は複数年契約としており、まず2010年5月18日よりDVDとBlu‐Ray Discの発売を開始する。作品のタイトルは『ドラゴンボールZ改(Dragon Ball Z Kai)』となる。契約の締結についてファニメーションのフクナガ・ゲン社長兼CEOは、「『ドラゴンボール改』は、米国のファンが待ち焦がれた作品です。『ドラゴンボール』の最新シリーズを東映アニメーションと伴にファンに届けることが出来るのは大変うれしいです」と話している。

 『ドラゴンボール改』は、2009年に『ドラゴンボール』アニメシリーズの放送開始20周年を記念して、制作された。1989年から1996年までテレビ放映された『ドラゴンボール』を原作者鳥山明さんの監修のもと再構成したものである。
 より原作に近づけると同時に、物語のスピード感を増したより迫力のある作品が目指されている。さらに映像はフルHDにリマスターし、音響、アフレコもあらためて録音されるなど2009年、2010年のクオリティーによる新たな「ドラゴンボールシリーズ」を誕生させている。また、オープニングとエンディングも一新されており、ここでも現代的な作品に生まれ変わった。日本ではフジテレビで2009年春よりテレビ放映がスタートし、人気を集めている。

 ファニメーションは、長年、北米地域において『ドラゴンボール』シリーズのライセンスを獲得し、関連ビジネスを行ってきた。その範囲はDVD発売だけでなく、テレビ放映や玩具などのマーチャンダイジングのライセンス業務など広い範囲に及ぶ。
 「ドラゴンボール」シリーズは、ファニメーションの売上げで最も大きなシェアを占め、さらにその比率も高い。今回の契約締結は『ドラゴンボール改』においても、引き続き同社がシリーズの北米での展開でリーダシップを執り、ビジネスに深く関って行くことになる。
 現在はテレビ放映などについては未発表となっているが、今後はDVD、BD以外の展開も期待される。

ナバレ・コーポレーション(Navarre Corporation)
http://www.navarre.com/