米国トイ・オブ・ザ・イヤーにズーズーペット 爆丸2部門受賞

 米国の玩具産業協会(Toy Industry Association, Inc)は、2月13日に前年の最も優れた玩具を顕彰するトイ・オブ・ザ・イヤー・アワード(Toy of the Year (TOTY) Awards)を発表した。大賞にあたるトイ・オブ・ザ・イヤーには、セピア社のペット玩具「ズーズーペット(ZhuZhu Pets)」が選ばれた。
 ズーズーペットは、ハムスターのキャラクターフィギュアとその周辺商品により組み合わせられている。コレクション性が高く、2009年に米国で一大ブームを巻き起こした。今回はトイ・オブ・ザ・イヤーのほか、

 トイ・オブ・ザ・イヤーは玩具産業協会が玩具のアカデミー賞と称するように、米国で最も知られた玩具に対する賞である。毎年2月ニューヨークで開催される米国国際トイフェア(ニューヨーク・トイフェア)で選ばれる。北米最大の玩具見本市を盛り上げる狙いもある。
 女児玩具部門(Girl Toy of the Year)、イノベーティブ玩具部門(Innovative Toy of the Year)も受賞しており、本年のトイ・オブ・ザ・イヤー・アワードで最多の獲得となっている。2009年に最も注目された玩具と言っていいだろう。

 一方で、日本のセガトイズが共同開発に参加した、「爆丸」は昨年に続いての受賞となった。男児玩具部門で、スピン・マスターから発売された新製品の「爆丸 7-in-1 Maxus Dragonoid 」が再び受賞に輝いた。
 また、プロパティー部門でも「爆丸」が選ばれている。ただし、こちらの受賞者はカートゥーンネットワークとなっている。これはプロパティー部門の対象が、ライセンス展開で最も成功した作品に与えられるものであるためだ。「爆丸」の米国でのマスターライセンスは、テレビアニメシリーズを放映するカートゥーンネットワークが保有し展開している。

 今回注目されるのは、複数部門の受賞となった「ズーズーペット(ZhuZhu Pets)」、「爆丸」が、いずれも国内では2010年のセガトイズの重点商品となっていることである。国境を越えた同社の取り組みが注目されることになる。
 日本の玩具では、バンダイのハルミカがアクティビテイ玩具と女児玩具の2部門でノミネートされていたが、いずれも受賞には至らなかった。また、受賞商品には、米国のマテルとハズブロの2大玩具メーカーが含まれていないのも興味深い。両社が定番キャラクター、定番玩具で売上を伸ばす一方で、革新的な玩具の創造と開発はむしろ中堅以下のメーカーで行われている。

玩具産業協会(Toy Industry Association, Inc) http://www.toyassociation.org/

2010年米国トイ・オブ・ザ・イヤー受賞商品

[トイ・オブ・ザ・イヤー]
  ズーズーペット (セピア)

[アクティビテイ玩具部門]
  クレヨン・タウン  (ワイルドプラネット・エンタテインメント)
[男児玩具部門]
  爆丸 7-in-1 Maxus Dragonoid  (スピン・マスター)
[知育玩具部門]
  マインドストームNXT 2.0  (レゴ・システム)
[電子玩具部門]
  ルービック タッチキューブ (テクノ・ソース)
[ゲーム部門]
  Sort It Out!  (ユニバーシティ・ゲーム)
[女児玩具部門]
  ズーズーペット (セピア)
[幼児玩具部門]
  Crayola Beginnings Color Me A Song (クレオラ)
[イノベーティブ玩具部門]
  ズーズーペット (セピア)
[アウトドア玩具部門]
  My 1st Scooter (ラジオ・フライヤー)
[未就学児玩具部門]
  Tonka Chuck & Friends Chuck My Talking Truck  (プレイスクール)
  Bilibo  (アクティブ・ピープル)
[プロパティー部門]
  爆丸  (カートゥーンネットワーク)
[スペシャリティ玩具部門]
  Captain Owen’s Dolphin Explorer Boat  (スプリッグ・トイ)