米国Navarre第3四半期 日本アニメの売上高は減少

 米国のエンタテイメント企業でナバレ(Navarre)は、2月2日に2010年3月期第3四半期(09年4月~12月)までの決算発表を行った。ナバレの事業はDVDやコンピューターソフトの発売、販売を行うパブリッシング部門(Publishing Segment)とエンタテイメント関連グッズの流通を行うディストリビューション部門から構成されている。米国最大の日本アニメ流通会社であるファニメーション(FUNimation Entertainment)が、パブリッシン部門の中核企業となっている。

 発表によれば第3四半期までの売上は全体で3億9000万ドル、前年同期の4億8390万ドルから19%の減少となった。また、純利益は9160万ドルの損失から1370万ドルの利益に転換した。売上を減らす一方で、大きく利益を伸ばした。
 パブリッシング部門単独では、第3四半期までで売上高は6720万ドル、前年同期の8080万ドルより17%の減少である。こちらも前年の9780万ドルの純損失から1160万ドル利益に転換した。
 
 第3四半期単独ではパブリッシング部門(Publishing Segment)は、売上高は2090万ドルと前年同期比で15%の減少となった。また、営業利益は290万ドルで前年同期の3090万ドル営業損失から大幅に改善した。これは前期には3400万ドルのリストラ費用、評価損を計上していたためである。
 パブリッシング部門は日本アニメ事業を行うファニメーションのほかEncore、BCIの3社が含まれる。しかし、BCI部門は現在事業を大幅に縮小しており、第3四半期の売上はなかった。第3四半期の売上減少のうち1/3は、このBCIの事業における影響によるものである。
 また、Encoreの手掛けるコンピューターソフトの売上高は若干の増加としており、売上高の減少分の2/3以上はファニメーションから発生したとみられる。これについてナバレは、前年に較べて発売した作品のラインナップが弱かったことが理由としている。

ナバレ(Navarre) http://www.navarre.com/