セガサミービジュアル・エンタテインメント公式サイトオープン

 セガサミーグループのCGアニメーション会社セガサミービジュアル・エンタテインメントが、企業公式サイトをオープンした。同社は、2009年6月にCGアニメーションに特化したスタジオとして設立され、セガサミーグループの戦略会社として注目されていた。
 企業サイトでは会社設立のお知らせと会社情報が掲載されている。本社は東京都大田区羽田、資本金1000万円、従業員90名としており、かなり大規模なスタジオであることが伺われる。事業内容は、CGアニメーション映像制作、原作権・商品化権の販売・許諾等と並び、世界に向けたCGアニメーション映像作品の企画・製作・販売・著作権事業とする。グローバルな展開を当初より念頭に入れていることが判る。

 また、同社のサイトのデザインも注目される。背景に3D CGアニメーションのキャラクターが配置されているからだ。2009年11月の日本経済新聞での報道では、同社は数年以内に世界規模の公開を目指して3DCGアニメーションの劇場映画を製作するとしていた。
 既に、そうした作品の企画・製作は始まっており、これらのキャラクターはそうしたもののひとつである可能性も高いからである。

 大手のアニメ製作会社では、2009年にプロダクション I.Gが『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』、マッドハウスが『よなよなペンギン』を製作、劇場公開し、関心を集めた。また、サンライズはCGアニメーションの制作を得意とする荻窪スタジオがあり、東映アニメーションも2008年に3D CGのテレビアニメシリーズ『ロボディーズ 風雲篇』を制作するなど、3D CGへの展開を試みている。

 セガサミーグループでは、グループ会社のアニメ製作会社トムス・エンタテインメントが2008年に2Dテイストを活かした3D CGのテレビシリーズ『スケアクロウマン』を製作している。セガサミービジュアル・エンタテインメントは、こうした動きとは別にCGアニメーション専門というアプローチでの展開を目指す。
 それはセガを通じて養ったゲームムービサイドからのアプローチと言い換えることも出来るかもしれない。スクウェア・エニックスが『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』で、アニメーション映画の成功をしている。ゲームサイドからのCGアニメーション作品の動きは、今後も関心を呼ぶことになりそうだ。

セガサミービジュアル・エンタテインメント http://www.segasammy.co.jp/ssve/index.html