倉敷芸術科学大学にマンガ・アニメーションコース

 岡山県倉敷市の倉敷芸術科学大学は、芸術学部メディア映像学科に設けられているアニメーションコースを2010年4月よりマンガ・アニメーションコースとして教育領域を拡大する。これまでアニメーションコースで行ってきた経験をマンガ分野でも活かすことになる。
 マンガではプロの漫画家による直接指導で実力を養うとしている。アニメーションコースと同様に、クリエイターの育成が中心になるようだ。同大学のメディア芸術映像学科の定員は、マンガ・アニメーションコースのほかゲーム・Webデザイン、デジタルフォト、メディア情報、映画コマーシャルの4つを含めて各学年30名である。

 日本はマンガやアニメーション、ゲームなど大国として知られるが、大学の専門教育ではこうした分野はこれまであまりカバーされていない。マンガ分野で特別な教育カリキュラムを持っている大学は、京都精華大学マンガ学部、東京工芸大学芸術学部マンガ学科、神戸芸術工科大学先端芸術学部 まんが・アニメーション専攻などであるが、いずれも設立10年を経ていない。
 倉敷芸術科学大学の新コースは、こうした現状からマンガに対する学部教育のニーズがあると判断したとみられる。実際に2000年にいち早く専門カリキュラムを誕生させた京都精華大学は大きな成果を挙げており、マンガへの領域拡大はこうしたことも背景にあるだろう。

倉敷芸術科学大学芸術学部メディア映像学科
http://www.kusa.ac.jp/arts/media/?utm_source=official&utm_medium=media