ソニー 家庭用3D対応テレビでRealDと提携締結を発表

 12月18日、家電・AV機器大手のソニーと米国の3D(立体)映像技術の大手RealDは、家庭向けの3D対応テレビなどで技術提携を行うことを明らかにした。
 発表によれば両社は、2010年に家庭で3D映像体験出来るテレビの市場投入を目指す。両社はこれまでにも劇場での3D映像機器、技術の連携をしきたが、その取り組みを家庭用テレビにも広げる。

 今回の提携には、ソニーがRealDの持つ立体映像フォーマットやアクティブ方式、パッシブ方式の3D視聴用メガネの製造に関するノウハウ、そしてこれらに関連する技術ライセンスの提供を受けることが含まれる。また、両社はRealDの立体映像フォーマットを持つ3D対応液晶テレビ「ブラビア」やそのほか3D対応商品の市場投入に協力する。
 RealDは3D映像の技術を持つベンチャー企業だが、米国で3D関連の市場で高い優位性を築いている。現在は、その成功体験を、他の分野、他の国でも通用するよう力を入れている。

 RealDは12月初めに、日本の大手ゲーム会社バンダイナムコゲームスと3Dゲームソフト開発における技術提携を発表したばかりである。市場の大半を占める米国に続いて、日本市場への積極的な攻勢をかける。
 特に、劇場に続き、今後3D技術の主戦場となるテレビ関連市場で、いち早く優位に立とうする意志が見て取れる。一方、ソニーは北米で優位性の高い技術を持ち、これまでもビジネスのつながりが深いRealDと組むことで、市場開拓期の3Dテレビ市場でいち早くシェア獲得することを目指す。
 2010年から実質的にスタートするとみられる3Dテレビの市場投入は、そのテレビにコンテンツを供給する番組制作会社、アニメ制作会社にとっても無関係でいられない。ソニーそしてRealDの今後の動きは目が離せない。

ソニー http://www.sony.co.jp/
RealD  http://www.reald.com/