バンダイナムコ 上海で中国アニメキャラ体験施設オープン

(c)2009 INFOPORT
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 バンダイナムコグループは、中国・上海で中国の人気キャラクターをテーマにした新たな体験施設「NAMCO LAND KID’S 喜羊羊与灰太狼歓笑楽」を12月18日にオープンする。
 中国人気テレビアニメーション『喜羊羊与灰太狼』の世界観を盛り込んだ、新しいアミューズメント施設となる。バンダイナムコのグループ企業で、中国のアミューズメント施設の企画・運営事業を行う上海南夢宮有限公司が運営する。

 「喜羊羊与灰太狼歓笑楽」は、上海の繁華街にある大型百貨店 上海新世界商城の8 階に設けられる。およそ160㎡の施設に、0歳から6歳の子供に向けたアトラクションが並ぶ。
 番組の主人公 喜羊羊とインストラクターによるダンスショープログラムやエアトランポリン、ボールプール、エアすべり台などの立体遊具、記念撮影イベント、オリジナルフレーム付き写真コーナー、限定グッズを取りそろえた物販コーナーも付属する。今回のアトラクションは運動体験施設をテーマにしており、キャラクターと同時にそうしたコンセプトの反応も気になるところだ。

 入場料はおみやげつきで子供60分60元、30分ごとに20元の追加料金が必要となる。大人は終日10元である。中国の現地のキャラクターを利用して、日本エンタテインメント企業が事業展開をするケースは珍しく、今後大きな注目を集めることになりそうだ。

 『喜羊羊与灰太狼』は、個性豊かな5匹の羊のキャラクターとそれを狙う狼夫婦の駆け引きをユーモラスに描いたテレビアニメーションである。2005年8月にテレビ放映をスタート後、中国で大きな人気を獲得した。現在までに作られたエピソードは600話を越えた。
 2009年には劇場映画化作品も公開された。興行成績は9000万元超となり、中国で最も成功した中国産アニメとされている。

 中国では、日本のアニメ、マンガの流通は輸入規制や各種制度によって制限されている。このため日本のエンタテインメント関連企業が中国でビジネス展開をする際に、効果的なマーケティングを行えないことがネックとなっている。
 今回は、中国で人気のキャラクターを利用することで、当初より認知度の高いキャラクタービジネスが可能になる。また、バンダイナムコグループはナムコを通じて様々なタイプのアミューズメント施設の運営実績を持つ、そうしたノウハウで現地企業との差別化をはかるとみられる。

バンダイナムコホールディングス http://www.bandainamco.co.jp/
ナムコ http://www.namco.co.jp/