日本のアニメーション100周年プロジェクト LAアニメエキスポ2016でプレゼンテーション | アニメ!アニメ!

日本のアニメーション100周年プロジェクト LAアニメエキスポ2016でプレゼンテーション

ロサンゼルス・コンベンション・センターで、アニメエキスポ 2016が開催される。初日に日本動画協会が主催する「Celebrating 100 Years of Japanese Animation Presented by AJA」が実施される。

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2016年7月1日から4日まで、米国カリフォルニア州のロサンゼルス・コンベンション・センターで、日本アニメ・マンガ・ゲームをテーマにしたアニメエキスポ 2016(AnimeExpo 2016)が開催される。期間中、延べ20数万人が会場を訪れる北米最大の日本ポップカルチャーのイベントである。
この初日となる1日(金)16時から、日本動画協会が主催する「Celebrating 100 Years of Japanese Animation Presented by AJA」が実施される。当日は、プロジェクトの座長である植田益朗氏(アニプレックス)と副座長の宮河恭夫氏(サンライズ代表取締役社長)が参加、さらにゲストにT.M.Revolutionと現地の声優マイケル・シンターニクラス氏を迎える。豪華ゲストと伴に、2017年に予定されている日本のアニメーション100周年プロジェクトの概要を紹介する。

1917年、東京・浅草で下川凹天が制作の短篇アニメーション『芋川椋三玄関番の巻』が上映された。これが日本初のアニーション映画の商業上映とされている。その後、直ぐに幸内純一の『塙凹内名刀之巻』、北山清太郎の『猿と蟹』が次々に上映され、一気にアニメーション映画が国内に広がった。
日本動画協会はこれを日本の商業アニメーションの始まりと位置付けて、2017年に日本アニメーション100周年を記念するプロジェクトを実施する。日本のアニメーションを振り返る『日本のアニメーション大全』編纂や、クリエーターの発掘・育成、地域活性化など多彩な領域にまたがる大掛かりなイベントとなる。

日本アニメーションの海外発信もそのひとつだ。誕生から100周年を迎えて、日本のアニメーションにとって海外は欠かせない存在になった。海外のポップカルチャーファンにとっても同様だ。日本作品は大量に観られるだけでなく、カルチャーシーンにも大きな影響を与えている。
100周年プロジェクトの目的のひとつに、海外のアニメ関連イベントとのコラボレーションプロジェクトや国際巡回企画展が含まれている理由でもある。今回のアニメエキスポ 2016での企画もそうした一環だ。海外のアニメファンに日本のアニメーションの魅力を伝える。
アニメエキスポ期間中は、日本からアニメ監督やアニメーター、プロデューサー、声優、アーティストなど豪華ゲストが多数現地を訪れる。連日華やかなイベントを繰り広げる。その中では「Celebrating 100 Years of Japanese Animation Presented by AJA」やや硬派な企画になるが、こうした場だからこそ、より多くの人に伝えることが出来る意義の高いイベントになりそうだ。

アニメエキスポ 2016(AnimeExpo 2016)
http://www.anime-expo.org/
日本のアニメーション100周年プロジェクト
http://anime100.jp/
《animeanime》
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