CCIF ファイル共有ソフトによる著作権侵害で意見募集

 「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」は、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害行為への対策を検討している。
 具体的な方策としてCCIFは、「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害への対応に関するガイドライン」をとりまとめる。現在、このガイドライン(案)は一般公開されている。

 CCIFは通信事業者団体と権利者団体と連携し、ガイドラインをもとにファイル共有ソフトユーザーを悪用するユーザーに啓発メール送付する方針だ。このためガイドライン(案)の公開と合わせて、著作権侵害への対応のあり方について、パブリックコメントを募集している。
 パブリックコメントの募集期間は、2009年11月16日から12月15日までの1ヶ月間となる。応募者は指定のアドレスに、件名を「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害への対応に関するガイドラインに関する意見」としてメールにて送付する。

 CCIFは、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害が大きな社会問題化していることから、著作権等権利者団体とインターネットのインフラサービスを提供するISP事業者団体などが連携して設立された組織である。
 両者が協力することにより、音楽、映画、アニメ、マンガ、ゲームなどのコンテンツで著作権侵害行為が多いファイル共有ソフトの悪用を抑制することを目指す。現在は、ISPからの確認・警告メールによる注意喚起、ISPによるアカウントの停止、著作権者などから発信者への損害賠償請求などの方策の検討を進めている。

 今回のガイドラインでは、権利者団体がISPに対して著作権侵害行為を行ったものに対する通知の送信要請の流れや透明性確保がまとめられている。著作権侵害違法行為を行なうものに対する周知啓発を目指している。
 国内外で行なわれているファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害行為への対策は、動画共有サイトにおける違法投稿以上に対策が遅れていると見られている。CCIFの活動は、そうしたことも念頭に置いたものとも言えるだろう。

ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)
http://www.ccif-j.jp/index.html

ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害への対応に関するガイドライン(案)
http://www.ccif-j.jp/shared/pdf/guideline.pdf 

[パブリックコメント募集期間]
2009年11月16日(月)~2009年12月15日(火)

[意見提出方法]
メールにて
comment@ccif-j.jp
件名:「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害への対応に関するガイドラインに関する意見」