MSスマートフォン コンテンツにマンガ・ゲーム会社参加

 11月12日、マイクロソフトは同社がスマートフォン向けの開発したOSの最新版Windows Mobile6.5 日本語版を発表した。また、これと同時に日本国内で同OSを利用したWindows phone向けアプリケーション配信サービスWindows Marketplace for Mobileを12月上旬よりスタートすることを明らかにした。
 Windows Marketplace for Mobileは、ビジネス的に大きな成功を収めているアップルのApp storeやグーグルの開発するアンドロイドに対抗する目的で開発されたものだ。携帯向けコンテンツのためのプラットフォームを目指している。

 プラットフォームをビジネスとして成り立たせるには、ユーザーにとって魅力的なコンテンツが必要となる。マイクロソフトはWindows Marketplace for Mobileの日本展開と同時に、これに向けてコンテンツを提供する有力プロバイダー30社も発表している。
 30社には辞書機能を提供するイーストや天気情報のウェザーニューズ、ナビゲーションサービスのゼンリンデータコム、それに音楽のJ-WAVE、レコチョクなど多彩な企業が参加する。しかし、特に目立つのがゲーム関連企業である。これは、ライバルのApp storeが、ゲームコンテンツで急成長したことを意識しているとみられる。
 ゲームを提供すると見られるのは、カプコン、コナミデジタルエンタテインメント、サン電子、ジー・モード、スティング、セガ、タイトー、ハドソンといった会社である。「biohazard DEZENERATION」や「DanceDanceRevolution S」、「モバイル・パワフルプロ野球」が注目を集めそうだ。

 一方で、日本語版ならのコンテンツとなりそうなのが、マンガの充実である。この分野では、インターネット電子書籍の大手イーブック イニシアティブ ジャパン、携帯向けマンガ配信の大手エヌ・ティ・ティ・ソルマーレが参加する。
 作品はエヌ・ティ・ティ・ソルマーレの『アップルシード』、『サラリーマン金太郎』しか明らかにされていないが、両社とも豊富な作品を持つだけに今後の展開は目が離せない。

 そして、今回Windows Marketplace for Mobile日本語版の目玉となるのが、集英社である。集英社はアグリゲーターや配信会社を通さずに、直接Windows Marketplace for Mobileに参加する。コンテンツ第1弾は国内外で人気の高い『Dragon ball』となった。
 集英社は同日、日本だけでなく海外でもWindows Marketplace for Mobileを通じてマイクロソフトと連携することを明らかにしている。人気作品を多く抱える集英社の参加は、マイクロソフトにとって心強いものとなるだろう。

マイクロソフト http://www.microsoft.com/ja/jp/