テレ東 第2四半期減収増益 アニメライツは前年比減

 11月4日、テレビ東京は平成22年3月期の第2四半期決算を発表した。連結売上高は522億3000万円と前年同期比で12.5%減となったが、利益面では昨年、そして事前予想を大きく上回った。
 営業利益は15億6000万円(前年同期比506%増)、経常利益は16億7700万円(同486.6%増)、四半期純利益は10億100万円である。売上高については、タイム・スポットのコマシャール収入が予想より多かったため、利益面ではさらに第2四半期に計上する予定であった番組制作費を第3四半期以降に計上することにしたためとしている。

 テレビ東京の事業は、放送とライツのふたつに大別される。このうち放送事業は売上高448億6200万円(前年同期比12.2%減)、営業利益は12億9200万円と前年から12億5000万円増加した。これは費用の減少幅が、収入の減少幅を上回ったためである。
 ライツ事業でも売上高は82億2100万円と前年同期を13.5%下回ったが、営業利益は3億4500万円と17.5%の増加となっている。アニメ事業、映画事業でも、収入は前年を下回った。またDVDが好調としているが、これはヴァラエティを中心とした一般番組によるものである。

 アニメ事業については、ライツ事業のうちソフトライツ収入アニメライツ部門の売上が明らかにされている。第2四半期までの6ヶ月間のこの売上は31億8700万円で、前年同期比19.9%減となった。第2四半期単独では13億6600万円16.8%減と、第1四半期より下落幅は小さくなった。
 テレビ東京では、『NARUTO』、『遊戯王』、『ポケットモンスター』の主力作品は健闘したとしており、新作コンテンツが伸び悩んだとみられる。また、アニメ事業の減収は国内外の環境の悪化を反映したと説明しており、アニメ業界全体が厳しいとの認識のようだ。
 テレビ東京は通期の業績予想では、連結売上高を1043億4000万円、営業利益を10億5800万円、経常利益を12億7900万円、当期純利益を3億円とみている。このまま堅調な業績を維持する構えである。

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