ザグレブ国際アニメーションフェスティバル 日本から水尻自子「布団」など4作品受賞

6月3日から8日までクロアチアでザグレブ国際アニメーションフェスティバルが開催された。映画祭の各賞が発表され日本から短編アニメーション4作品が受賞した。ザグレブ国際アニメーションフェスティバルは長編と短編を交互に審査しており、今年は短編を対象とする年であった。
映画祭はフランスのアヌシー、カナダのオタワ、日本の広島とで世界4大アニメーションフェスティバルとして名を連ねている。そのなかでの日本からの数多くの受賞は、アニメーション関係者にとってうれしいニュースだろう。

受賞したのは『布団』(水尻自子)、『肛門的重苦』(冠木佐和子)、『Maze King』(キム・ハケン)、そして『Shape』(Kijek/Adamski)である。
『布団』は短編部門で特別賞を受賞した。『布団』は広島でも木下蓮三賞を受賞するなどしている。ザグレブの特別賞は本選の審査に当たった各審査員がそれぞれ1作品選出するものである。『布団』を選んだエマ・ドゥ・スワーフさんは『Oh Willy…』で前回グランプリを受賞している作家でもある。

『肛門的重苦』は学生部門のグランプリに選ばれた。今回の学生部門グランプリはユーゴスラビア出身のアニメーション作家、デュシャン・ヴコティックさんの名を冠したものにもなっている。学生部門の最高賞である。『肛門的重苦』は、昨年のアヌシーでもコンペティション部門に選ばれており、海外での評価の高さが際立つ。
また『Maze King』は学生部門における特別賞となった。『Maze King』も、昨年のアヌシーのコンペティション部門の選出作品だ。『Katachi』として制作している。そして『Shape』は最優秀CM賞となった。

ザグレブ国際アニメーションフェスティバル
http://www.animafest.hr/