創通、第2四半期決算は増収増益 2014年1月クールで過去最高の14番組

アニメ企画・製作の創通の平成26年8月期第2四半期決算(25年9月~26年2月)は、増収増益で順調だった。プロデュース番組の拡大で売上高が伸びる一方で、「ガンダム」シリーズを中心としたライツ事業の好調が利益を押し上げた。
第2四半期までの連結売上高は118億5400万円、前年同期比10.6%増。そして営業利益は22億5900万円(同10.9%増)、経常利益は22億7700万円(11.2%増)、四半期純利益は13億6300万円(19.2%増)である。第3四半期以降もこのペースで進めば、通期業績予想の売上高220億円、営業利益33億円、経常利益33億6000万円、当期純利益20億円は十分達成可能だろう。

創通は近年アニメビジネスへの関心が高まるなかで、アニメ製作拡大の一翼を担っている。アニメのプロデュース作品の拡大を積極的に打ち出している。この結果、2014年1月期クールでは同社がプロデユースに参加する作品は過去最高の14作品となった。
これがメディア事業の売上げを押し上げている。第2四半期までの番組企画・制作売上げは、前々期の31億円、前期の33億2800万円、今期の48億4500万円まで広がっている。
メディア事業全体の売上高は81億3300万円(前年同期比5%増)だった。営業利益は6億3100万円(17.6%減)となっているが、テレビアニメの製作投資が増えており、その減価償却も増加しているためだ。期間中の主な作品は『それいけ!アンパンマン』、「カードファイト!!ヴァンガード」シリーズ、「ジュエルペット」シリーズ、『ガンダムビルドファイターズ』、『咲-Saki‐全国編』、『ダイヤのA』、『凪のあすから』、『蒼き鋼のアルペジオ』などである。

一方、ライツ事業は売上高33億6300万円(前年同期比34.1%増)、営業利益16億3400万円(28.5%増)である。利益率の高いライツ事業の好調が、全体の利益も押し上げている。
ガンプラなどの従来商品の版権が好調なのに加えて、家庭用ゲーム、ソーシャルゲーム、アプリなどゲーム分野の版権収入が好調である。また、コンテンツ投資を積極的に続けていることから版権収入も伸びている。
第3四半期以降もこうした傾向は続きそうだ。創通は通期決算では3期連続の過去最高の売上高、経常利益を見込んでいる。

創通
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