インデックスが経営再建を断念、破産手続き開始へ

モバイルコンテンツ事業などを手がけてきた株式会社インデックスが、破産手続き開始する。同社は長く続く経営不振により、2014年11月に関連事業全てをセガドリームワークス(その後商号を株式会社インデックスに変更(新インデックス))に譲渡、その後譲渡対価をもとに民事再生を進めていた。
しかし、4月30日に東京都地方裁判所が再生手続きの廃止を決定、保全管理命令をだし、これにより(旧)インデックスは破産手続きを開始する。会社は整理されることになり、2000年代にモバイルコンテンツだけでなく、ゲームやアニメ、玩具、映画業界で旋風を巻き起こした会社の幕を閉じる。
セガドリームワークス(新インデックス)に譲渡されたモバイルコンテンツ、ゲームなどの事業は、旧インデックスとは資本関係やビジネス関係はない。モバイルコンテンツ事業やアトラスなどのゲーム事業は、こちらで継続されている。

(旧)インデックスは民事再生法の断念の理由として、自社調査の結果、2012年8月期の連結決算より同社が債務超過に陥っていたことが判明したためだという。加えて、債権者の詳細や債権総額を把握できないため再生計画案を作成することが出来なかった。

(旧)インデックスは、1995年に設立。携帯向けのコンテンツ事業で急成長した。2001年に店頭上場している。その後は、事業展開をエンタテイメントコンテンツ産業に向け、積極的に拡大戦略を取った。
2004年にはアニメ製作会社のマッドハウス、映画会社の日活、フランスサッカーチームのグルノーブル・フット38を子会社とし、2005年にはゲーム会社のアトラス、オンラインゲーム会社のゴンゾロッソをグループ会社としている。さらに2005年にはタカラとトミーの合併で誕生した玩具大手のタカラートミーの大株主となった。最盛期の連結売上高は1000億円を超えた。
しかし、急激な事業拡大に利益が追いつかず、2009年頃より経営の不振が次第に表面化した。2010年に同社のメインバンクであった日本振興銀行が経営破綻した影響もあり、多くのグループ企業を手放すことになった。
2014年11月の全事業の譲渡により事業会社としての役割は事実上終了していた。しかし、アニメや玩具業界にも少なからぬ影響を与えてきた(旧)インデックスの破綻は、ひとつの時代の終わりを感じさせる。

インデックス
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