バンダイナムコHD第3四半期 前年並みで堅調 通期売上高4850億円見通す

バンダイナムコホールディングスの平成26年3月期第3四半期決算は、売上高、利益とも前年並みとなった。業績の動きは少ないが、前年が好調だったことから堅調だったと言っていいだろう。
連結売上高は3681億2600万円(5.0%増)、営業利益は427億8200万円(3.2%減)、経常利益は456億9600万円(1.4%増)である。四半期純利益は297億200万円(6.1%増)と高水準を維持している。

前年同期に好調だったゲーム、映像・音楽、ネットワークのコンテンツ事業は、今期も増収増益となっている。売上高の1977億8800万円(7.0%増)は全体の売上高の半分を超える。またセグメント利益325億7800万円(5.1%増)はトイホビー事業の2.7倍と存在感が大きい。
売上高のうち494億円が業務用ゲーム機、家庭用ゲームソフトが594億円、そしてネットワークと映像ソフトのその他・調整が889億円と引き続き部門別で最大となった。ソーシャルゲームやスマートフォン向けアプリの拡大を反映しているとみられる。

家庭用ゲームソフトでは、『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』、『GOD EATER2』、『ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ』など主力タイトルだった。売上高は伸びたが、販売本数は減少した。
ネットワークコンテンツでは、「ワンピースグランドコレクション」や「機動戦士ガンダム」シリーズ、「アイドルマスター」シリーズなどが業績に貢献した。
映像音楽は、好調なタイトルとして『宇宙戦艦ヤマト2199』を挙げる。また『ラブライブ!』など複数の新作タイトルが好調としている。新作の開拓にも、一定の成果があるようだ。アニメ音楽も好調としている。

トイホビー事業は、売上高1365億900万円(前年同期比5.6%増)、セグメント利益116億600万円(7.4%減)である。キャラクター別では仮面ライダーシリーズが最大だが、172億円と前年同期の212億円から減少している。一方、ガンダムシリーズが141億円(前年同期123億円)と拡大している。
また、『アイカツ!』が急拡大したほか、海外でのブランド再構築の成果が広がり、スーパー戦隊シリーズも大きく伸びている。アンパンマンは前年並み、「プリキュア」シリーズは微減だ。
アミューズメント施設事業のる売上高は430億6700万円(前年同期比1.8%減)、セグメント損失6億8100万円だった。第3四半期まででは赤字となっている。

バンダイナムコホールディングス
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