第27回東京国際映画祭 会場は六本木ヒルズとTOHOシネマズ日本橋に

今年で第27回を迎える東京国際映画祭が、2014年の開催日程を発表した。10月23日から31日まで9日間、都内にて開催される。
1985年にスタート、およそ30年近い歴史を誇る東京国際映画祭だが、本年はふたつ大きな変更点がある。ひとつは会場がこれまでの六本木ヒルズを中心とした六本木に加えて、本年春にオープンするTOHOシネマズ日本橋が加わることである。

これまでの六本木周辺は、TOHOシネマズ六本木とシネマート六本木とスクリーンが限られており、問題点として指摘されていた。最新の設備を持つTOHOシネマズ日本橋を加えることで映画祭の充実を目指すことになりそうだ。
東京国際映画祭事務局によれば、2013年の映画祭の総入場者数が前年比14%増の12万1771人である。各上映のチケット販売数アベレージも1スクリーンあたり92%の充足率、満席に近い状態だったことも会場拡大につながったとみられる。

東京国際映画祭は、開催当初から2003年まで渋谷が主会場、その後渋谷と六本木までの2会場体制が2008年まで、その後は六本木となっていた。2014年からは再び2会場体制となる。両会場のアクセスの移動が課題となりそうだ。
TOHOシネマズ日本橋は、すでに3月に開催される東京アニメアワードフェスティバル2014の主会場にも決定している。イベント誘致で劇場と地域を盛りあげる戦略を持っているようだ。
東京国際映画祭は、2014年よりアニメーション部門の設立を視野に入れているとも伝えられている。アニメファンや関係者には、こちらも併せて気になるところだ。

もうひとつの変化は、映画祭に併設するエンタテイメントコンテンツの国際見本市TIFFCOMの開催日程である。こちらは10月21日から23日までの3日間、東京・お台場のホテル グランパシフィック LE DAIBAにて開催される。
グランパシフィック LE DAIBAでの開催は3回目となるが、これまでは映画祭と日程を重ねていたが、2014年は映画祭に2日間先行する。TIFFCOMの出展団体数は、昨年参加団体が15%増、参加バイヤー数が9%増との好調な数字を残した。しかし、一般に映画祭併設の見本市は映画祭とのシナジーで集客を高めるため、こうした変更がどのような影響を与えるか気になるところだ。

第27回東京国際映画祭
http://www.tiff-jp.net
開催期間: 10月23日(木)~10月31日(金)
会場: 六本木ヒルズ(港区)、TOHOシネマズ日本橋(中央区)ほか
主催: 公益財団法人ユニジャパン(第27回東京国際映画祭実行委員会)
共催: 経済産業省(マーケット部門) 東京都(コンペティション部門)

TIFFCOM 2014
http://www.tiffcom.jp
開催期間: 10月21日(火)~10月23日(木)
会場: ホテル グランパシフィック LE DAIBA
主催: 経済産業省(METI)/公益財団法人ユニジャパン
共催: 第27回東京国際映画祭