東映アニメ フランスでOrangeと提携 アニメ動画配信拡大

 東映アニメーション ヨーロッパは、フランスでアニメの携帯とインターネット向けの動画配信事業を拡大する。同社はフランステレコム傘下の大手通信事業会社Orangeと、携帯向けとインターネット向けの双方でアニメ動画の配信を行う契約を結んだ。
 その第1弾として『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『北斗の拳』のフランス語圏での配信を開始した。いずれもビデオ・オン・デマンドのかたちを取っている。PCとIPTV(インターネットテレビ)向けには、Orangeのインターネット向け動画配信サービスの24/24テレビが利用される。

 また携帯向けには、「Mobisodes」と名付けられたショートアニメーションのサービスも提供される。「Mobisodes」は、3分から5分程度の動画をテレビシリーズの中から切り出したものである。Orangeの利用者は、ポータルサイトから誰でも無料で利用出来る。
 東映アニメーション ヨーロッパは『キャプテンハーロック』と『北斗の拳』はフランスでも人気のある番組と述べ、Orangeような大企業により作品が配信されることで、多くの人がテレビと同様にPCやモバイルで作品を観ることが出来るとしている。

 東映アニメーションは、既に今年春からビベンディ(Vivendi)系のzaOzaでも、両作品を提供している。しかし、利用者の数が圧倒的に多いOrangeでの配信開始は、さらにビジネスを拡大するチャンスになると見られる。
 インターネットや携帯を使った海外でのアニメやマンガの配信は近年、日本の関係者から大きな関心を持たれている。そうした中で東映アニメーションは、自社の得意とするヨーロッパ市場からビジネスの開拓を進めているようだ。

東映アニメーション http://www.toei-anim.co.jp/
東映アニメーション ヨーロッパ http://www.toei-animation.com/en#2
 
Orange http://www.orange.fr/


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