京都精華大学 特任教授にアニメーション音響の若林和弘氏を起用

若林和弘氏
若林和弘氏

マンガやアニメーションなどの表現分野で実績を持つ京都精華大学が、アニメーションの音響の第一人者である若林和弘氏を特任教授として迎える。マンガ学部アニメーション学科の教員として、2014年4月から教鞭をとることになる。
京都精華大学は、2000年のマンガ学科設立以来、マンガ、アニメーションの幅広い教育に力を入れる。アニメーションコースでは、セルタッチのアニメーションからストップモーション、CG、さらにアニメーション史など幅広い教育を行う。音響分野もそのひとつだ。現在も川辺真司氏や、明田川進氏らが教壇に立っている。

京都精華大学によれば、演奏家や音楽系音響技術を教える教育機関は古くから多数あるが、音響効果や演出を教授する高等教育機関はあまりない。また、音響演出や効果の役割も過小評価されてきた。
そこで、京都精華大学アニメーション学科では、アニメーションおける音響演出の重要性を念頭に、音響効果や演出に関する教育の充実を目指す。若林和弘氏に、そうした人材として白羽の矢が立ったかたちだ。

若林和弘氏は、ニュージャパンフィルムスタジオで働いていた際に当時『うる星やつら』の音響監督だった斯波重治氏と出会ったことをきっかけに音響の道に進んだ。
押井守監督の『攻殻機動隊』や『イノセンス』、宮崎駿監督の『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』をはじめ数々の作品の音響をてがけてきた。日本のアニメーション作品の音響演出を代表する存在である。っ大学での活躍が期待される。

京都精華大学
http://www.kyoto-seika.ac.jp/