ショートTVアニメシリーズは企画から放映まで3ヵ月 AICがアニメ制作の効率化目指す

アプリックスIPホールディングスとグループ会社のアニメインターナショナルカンパニー(AIC)は、新しいアニメ制作の体制を構築する。制作の効率化を進めることで、人気コンテンツを企画からテレビ放送まで、3ヵ月で実現する。
通常であれば1年半から2年かかる企画から放映までの期間の短縮の実現は、ショートアニメのテレビシリーズとすることで可能になる。また、アプリックスIPホールディングスがソフトウェア開発で培ったプロセス・マネジメントなどのノウハウなどが活用される。人気コンテンツのいち早い映像化、手軽に視聴出来るショートアニメとすることで新しいビジネス、市場の開拓も期待出来そうだ。

現在の日本のアニメ制作は、細かい分業体制により行われている。また、外部の専門スタジオや社外のアニメーターとのコーディネーションが必要となっている。
これに対してアプリックスIPホールディングスは、まず優秀なアニメーターを正社員として雇用する。さらに、社内で撮影、録音、編集などが出来る設備を整える。自社でアフレコスタジオを保有し、これを活用する。同社によれば、日本の手描きによるダイナミックな動きや繊細な描画などの高い質を維持したまま、短期間で本格的なアニメの制作が可能になる。

また、一般の視聴者が多い番組の間に放送されるミニ枠を活用することで、短期間で最新のトレンドやコンテンツをより多くの人に届ける。
これにより従来の出版社や玩具メーカーなどとの連携だけでなく、ファッションやインテリアなどの製造小売業や、スマートフォン用のアプリでゲームやサービスなどを提供するネット企業との連携が可能になるという。新しいライフスタイルを提案し、幅広い顧客層を取り込む。

こうした試みは、まず9月13日から放送開始する『Super Seisyun Brothers -超青春姉弟 s-』で試みる。同作は単行本発売前にテレビアニメ化を行っている。これはウェブマガジンでのリアクションの大きさから実現した。
同社は今後もこうした取り組みを積極的に進める。付加価値の高いアニメを国内外に提供することで、競争環境が増している国内、海外での成長を目指す。

アプリックスIPホールディングス
http://www.aplix-ip.com/