創通 第3四半期決算 引き続きガンダム快調で増収増益

アニメ企画・製作の創通の決算が引き続き好調だ。7月10日に発表された同社の平成25年8月期第3四半期の決算は、前年同期に引き続き売上高、利益とも堅調な伸びを見せた。
第3四半期までの売上高は171億8800万円と前年同期比25.4%増となった。営業利益は28億9700万円(21.7%増)、経常利益は28億8200万円(19.5%増)、純利益は16億4300万円(同25.4%増)である。

番組企画・製作のメディア事業、ライセンス関連のライツ事業がいずれも堅調だったが、ライツ事業の伸びがとりわけ業績を押し上げた。ライツ事業の売上高は39億2700万円(32.1%増)、営業利益は19億2800万円(26.3%増)である。
同事業では、ガンダム関連が31億4800万円と全体の約8割を占めている。ソーシャルゲーム関連が引き続き好調なのに加えて、今期は遊技機や食品が新たに売り上げに加わった。既存の商品カテゴリーも堅調だった。
ガンダムシリーズ以外では、『カードファイト!!ヴァンガード』、『花咲くいろは』、『ゆるゆり』、『這いよれ!ニャル子さん』、『スーパーロボット大戦OG』などがあり、特にシリーズものの版権収入が前年同期に比べて増加している。

メディア事業では、取扱い作品数の増加が、売り上げを押し上げている。テレビアニメと劇場映画のプロデュースは、21作品と期初予想を上回っている。継続作品は『それいけ!アンパンマン』、『カードファイト!!ヴァンガードリンクジョーカー編』、『ジュエルペット ハッピネス』、さらに2013年4月からは『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』、『はたらく魔王さま!』、『這いよれ!ニャル子さんW』を手掛けた。
また、広告収入としてガンダムシリーズのソーシャルゲームと遊技機の関連、プロモーション受託収入では「スーパーロボット大戦OG」シリーズのゲーム関連があった。これらも売上に貢献した。メディア事業の売上高は124億4300万円(28.5%増)、営業利益9億4200万円(12.0%増)だった。

創通は通期では、連結売上高が205億円、初の200億円超、過去最高を見込んでいる。経常利益32億円も過去最高だ。このうちスポーツ事業は、8億5000万円で全体に2%以下と引き続きシェアが低下する。

創通 http://www.sotsu-co.jp/