ゴンゾ 平成25年3月期は売上高11億円、減収増益  

アニメ製作会社のゴンゾの平成25年3月期の売上高は前期比21%減の11億360万円となった。売上高は減少したものの引き続き利益は伸びている。経常利益は2億7250万円(62%増)、当期純利益は1億4900万円(32%増)だった。
制作の中心はテレビアニメの大型シリーズ『LASTEXILE‐銀翼のファム‐』、また『こぴはん』、『にゃんぱいあ-The Animation-』のショートアニメも手がけた。利益の増加については、品質、コスト、納期の管理を進めたこと、また自社権利保有タイトルの配信や遊技機へのライセンス営業を推進したことなどを理由に挙げている。ライブラリーの豊富さが、事業を支えたかたちだ。

期中は、音楽関連の子会社フューチャービジョンミュージックを創通に売却している。一方で、子会社ゴンジーノを通じて、孫会社沖縄ゴンゾを設立したのがトピックである。アジアのハブという沖縄の立地を活かした事業展開目指す。
また、今後中国をはじめたとしたアジア圏でのビジネス拡大を目指す。『アフロサムライ』などのフランチャイズの拡大も引き続き進める。

平成26年3月期は、引き続きアニメ制作が事業の中心となるとみられる。平成25年3月期のアニメ制作受注は前年比で減少したが、受注残高は前年対比180.6%と大きく伸びている。現段階で、同社が制作、制作予定と発表されているテレビアニメシリーズも増えている。今期は、売上高の伸びも期待出来そうだ。
一方で、債務超過は続いている。経営の安定化に加えて、新たな資本政策は依然必要とされている。

ゴンゾ
http://www.gonzo.co.jp/