ドワンゴ第2四半期は減収増益 モバイル苦戦もポータル事業成長続く

モバイル配信やウェブポータルサイト運営のドワンゴは、5月9日に決算発表を行った。モバイル事業の縮小もあり売上高は173億7300万円と前年同期比で5.0%減となったが、利益面では好調だった。
営業利益は14億3800万円(73.8%増)、経常利益は14億5000万円(同102.4%増)、四半期純利益は14億4300万円(197.7%増)である。ポータルサイト事業の好調が牽引した。

ポータル事業は、niconicoの動画配信や電子書籍配信などが中心となっている。引き続き会員数が増加、有料会員であるプレミア会員数は2013年3月末時点で189万人、登録会員は3255万人である。
売上高76億5100万円は前年同期比で16%増の76億5100万円だった。売上の増加に加えてコスト削減により売上原価が圧縮され、営業利益は16億2800万円と前年同期の203.2%増と急伸した。

モバイル事業は、スマートフォン向けの会員数は増えているが、全体としては縮小傾向が続いている。売上高は69億8000万円と4.4%減である。依然利益部門ではあるが、営業利益は前年同期の12億5800万円から3億6800万円(70.7%減)と大きく減少した。

ライブ事業はこれと対照的になっている。こちらは依然営業損失(1億8000万円)だが、売上高は2億3900万円と前年同期比39.1%増と拡大、営業損失は3億100万円から縮小した。
主なイベントはニコニコ町会議 presents ニコニコ雪会議 in 北海道、ニコニコミュージカル「千本桜」である。ただし、第2四半期までの決算では、4月末に行われた大型イベントのニコニコ超会議2はまだ計上されていない。このため第3四半期以降は、ライブ事業の売上高とコストは大幅に拡大するとみられる。同事業は通期では、売上高11億円、営業損失6億5000万円を予想する。

ドワンゴ
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