角川グループHD 代表取締役専務に角川書店の井上伸一郎社長

角川グループホールディングス(角川グループHD)は、3月28日に新しい代表取締役の人事を発表した。角川書店代表取締役社長を兼任する専務取締役の井上伸一郎氏を、新しく代表取締役に選任する。6月22日の株主総会を経て、正式に決定する。
角川グループHDは、現在、佐藤辰彦氏が代表取締役社長、角川歴彦氏が代表権のない取締役会長を務める。これに井上氏が代表取締役専務として加わる。角川グループHDによれば、代表取締役2名体制は企業再編と業容拡大を見据えたもの、急激に変化する業界に対して迅速で、細かな意思決定を行うためである。

実際に今回の決定は、同時に発表された角川グループHDの商号を「株式会社KADOKAWA」に変更すること、連結子会社9社の吸収合併を踏まえたものと考えられる。角川グループHDは、2013年10月1日付で角川書店、アスキー・メディアワークス、角川マガジンズ、メディアファクトリー、エンターブレイン、中経出版、富士見書房、角川学芸出版、角川プロダクションを吸収合併する。
井上伸一郎氏は10月以降、代表取締役専務、エンターテインメント・コンテンツクリエイション事業統括本部長としてこのグループ全体の事業も考えていくことになりそうだ。

また、これに合せて角川ブックナビ代表取締役社長の関谷幸一氏、エンターブレイン代表取締役社長の濵村弘一氏が、それぞれ角川グループHDの常務取締役に就任した。こちらも9社合併後の体制を念頭に置いた決定とみられる。

角川グループホールディングス
http://www.kadokawa-hd.co.jp/