「日本のレコード産業2013」、RIAJが無料配信 CD堅調、モバイル配信激減も確認

無題音楽レコードの関連企業が組織する一般社団法人日本レコード協会(RIAJ)は、4月3日に「日本のレコード産業2013」を発行した。
「日本のレコード産業2013」は、2012年の日本レコード業界の産業統計をまとめたものだ。レコードの生産実績や有料音楽配信売上、新譜・カタログ数、さらにミリオン認定や世界売上や主要国の産業規模などを掲載する。
A4判28ページの小冊子となっているが、RIAJは、さらにこれをPDF版にして公式サイトで配信をしている。誰でも無料でダウンロード可能だ。

インターネットやモバイルの急速な普及と伴に、過去10年あまりで音楽業界の産業構造が大きく変化していることはよく知られている。新しい時代に合わせた産業の在りかたに対する議論も盛んだ。
しかし、そうした戦略や議論も、現状への確かな認識がまず必要だ。「日本のレコード産業2013」は、長年の統計や調査をもとに確かな数字を提示し、そうした議論を助けるものになる。

例えば、2013年(2012年の数字)では、近年減少が続いていた音楽ソフトの売り上げ減少が下げ止まっていることが読み取れる。同時にモバイル向けの有料配信が急減していること、また、日本の音楽市場が世界の25%を占め、米国(26%)と共に、グローバルで存在感が大きいことも理解出来る。
RIAJは、本書の英語版「RIAJ Yearbook 2013」も発行予定だ。4月下旬にリリースされる。

一般社団法人 日本レコード協会
http://www.riaj.or.jp/