映像制作のロボットが創り出した新サービス「やりとりbook store.」 

14972数々の傑作映画、アニメーション、CMを創り出してきた映像制作会社のロボットが少し変わったサービスを4月2日に開始した。京都の印刷会社グラフィックとスタートした「やりとりbook store.」だ。
このサービスは、メールでのやりとりを本にするという。専用のアプリを使うことで、メールのなかでやりとりした言葉を手軽に製本し、本のかたちに残す。

ロボットは『ALWAYS 三丁目の夕日』、『映画 踊る大捜査線』などの制作で知られる映像会社だ。アニメーションでも映画『friends もののけ島のナキ』、米国アカデミー賞短編アニメーション受賞作『つみきのいえ』などを生み出した。
そんなロボットが一風変わったサービスを始めた理由は、震災を経て、どんな商品が世の中にあったらよいか、ROBOTのクリエイターが考えた結果だという。記憶やコミュニケーション、人と人との想いやつながりを残すことを出来ないかとのアイディアをかたちにした。

利用方法はシンプルである。まず専用アプリをダウンロードしてメール相手のアドレスを登録する。その後は、本のデザインを選んで、いつも通りメールを楽しむだけだ。ロボットらしいデザインもうれしい。
本にしたいタイミングでボタンを押すと実際の本が自宅に届く。注文・出荷が最短3日という素早さも魅力だ。メールのやりとりは最大32人まで可能となっている。グループでの活用も出来るため応用範囲も広くなる。
アプリのダウンロードと閲覧は無料、料金は書籍化する際に発生する。A5定型サイズ52ページ版が2600円、100ページ版が3600円(ともに税別)となっている。注文冊数は1冊から可能、配送方法は部数に応じてメール便、宅急便などが用意されている。決済は代引き、クレジットカード、コンビニから選択できる。

インターネットの普及により、若者からお年寄りまでメールでコミュニケーションするようになって久しい。メールでの何気ないやりとりが日々の情報量の多さで埋もれて消えていく。そうした現在にあって「残す」という価値に焦点を当てたサービスが「やりとりbook store.」だ。デジタル経由で生まれる新しいアナログコミュニケーションを目指す。

やりとりbook store
http://www.robot.co.jp/yaritori/
https://itunes.apple.com/jp/app/id622735849