東京藝術大学大学院映像研究科が開講するコンテンツプロデューサーのための公開講座「現代映像プロデュース論」の第4回目が、10月24日16時から18時まで行われる。今回は、動画革命東京のプロジェクトリーダーを務める株式会社シンク取締役エグゼクティブプロデューサーの竹内宏彰氏を招く。
講座は「「動画革命東京」プロジェクトから世界デビューへ」とし、新人クリエイターのアニメ制作と商業デビューのきっかけを提供する動画革命東京のプロジェクトを紹介する。これまでにない制作と資金調達、新人育成を組み合わせたビジネスの仕組みと現状がテーマとなる。
動画革命東京は、2006年にプロジェクトをスタートした。新人クリエイターに資金やビジネスノウハウなどでサポートし、およそ30分のオリジナルのアニメ制作をする機会を与える。完成した作品はそれ自体をプロモーションするだけでなく、より大きなプロジェクトのパイロットフィルムの位置づけにもなっている。
第1期支援作品のひとつ宇木敦哉さんによる『センコロール』がアニプレックスの目に留まり、この夏に劇場公開され注目も浴びている。地道な積み重ねから、大きな成果が実りつつある。
今回の講座では、新海誠監督の『ほしのこえ』以来、インディーズのビジネスシーンに関わってきた竹内氏が、この動画革命東京について語る。スタートから5年目を迎え、いまどのような成果と課題があるのかを取上げる。さらに今後のハリウッド最先端コンテンツのビジョンなども紹介する。
講座は東京藝術大学大学院映像研究科で開かれるが、公開講座となっており誰でも無料で参加出来る。ただし、事前にメールにて申し込みが必要だ。講座終了後に行われる懇親会(18時半~)は会費制となる。
公開講座「馬車道エッジズ」
『現代映像プロデュース論』第4回講座
新進監督へチャンスを!「動画革命東京」プロジェクトから世界デビューへ
~ハリウッド最先端映像ビジネスから個人クリエイターの可能性まで~
2009年10月24日(土)
16時~18時(懇親会18時半~ 会費制)
会場: 東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎 http://www.fnm.geidai.ac.jp/
参加: 入場無料 事前申込制
申込メール: pd2009@animation.geidai.ac.jp
※申込(希望する講座名、氏名、メールアドレス、懇親会への出席の有無をご記入の上、上記のメールあてお申込ください。)
主催: 東京藝術大学
共催: 横浜市開港150周年・創造都市事業本部
協力: BankART1929