北米2012年トップマンガに「NARUTO」 米業界誌ICv2報告

世界的に高い人気を博しているマンガ『NARUTO』は依然、北米で高い人気を誇っているようだ。北米のポップカルチャー業界誌のICv2は、2012年の北米おけるマンガトップ25(Top 25 Manga Properties)、少年マンガトップ10(Top 10 Shonen Manga Properties)、少女マンガトップ10(Top 10 Shojo Manga Properties )を発表した。このなかで『NARUTO』が第1位になっており、その人気を示した。
ICv2は、アメコミやジャンル映画、ホビー、日本マンガ、アニメなどの北米のポップカルチャー分野の業界誌である。米国の日本マンガは流通経路が複雑なことからなかなか一般的なランキングを集計しにくいが、ICv2は複数のチャネルでの販売を集計、業界関係者への聞き取り調査でベスト25を出した。ランキングの中には日本マンガの翻訳出版のほか、日本マンガスタイルで描かれた現地の作品も含まれる。

2012年のマンガ業界は、引き続きKodansha Comicsの『美少女戦士セーラームーン』の話題が席巻した。しかし、ICv2の調査では『NARUTO』がこれを上回った。ICv2は、既刊の積み重なりの多い作品が上位になったとしており、既刊タイトルの多い『NARUTO』が1位になったようだ。

また、ランキングでは上位25タイトルの出版社も明らかにされている。このうち2位の『美少女戦士セーラームーン』以外の全てをViz MediaとYenPressで分け合っている。
ベスト10までではViz Mediaが7タイトルとYenPressが2タイトル、Kodansha Comicsが1タイトル。ベスト25まででは、Viz Mediaが15タイトルとYenPressが9タイトル、Kodansha Comicsが1タイトルである。
Viz Mediaは、『NARUTO』、『Bleach』、『Death Note』、『ワンピース』、『鋼の錬金術師』などの少年・少女向けの大型作品で力を発揮している。YenPressは『黒執事』や『ソウルイーター』のほか、『パンドラハーツ』、『魔法少女まどか☆マギカ』などコアファン向けの作品に強い。Kodanshaは『セーラームーン』に続くヒットタイトルが出ていない状況である。各ランキングはICv2のサイトで確認出来る。

ICv2
http://www.icv2.com/
Top 25 Manga Properties in 2012
http://www.icv2.com/articles/news/25219.html
Top 10 Shonen Manga Properties in 2012
http://www.icv2.com/articles/news/25218.html
Top 10 Shojo Manga Properties in 2012
http://www.icv2.com/articles/news/25217.html