プロダクションI.G 初値180万円

12月21日にJASDAQ市場に上場後、買気配のまま初値がつかなかったプロダクションI.G株は、22日の午前中に初値180万円で取引が成立した。これはJASDAQが、プロダクションI.Gの取引について即金規制を導入し、受渡代金を取引当日中に提示出来る買い手のみに制限したためである。これにより買株数が大きく減少し、取引開始から16分後に初値がついた。
初値がついたあとは、売りものが優勢になり一時155万円まで売り込まれたが、165万円から180万円の間では継続的に買注文が入り、終値は176万円になった。高値は午前中の195万円が最高であった。
終値ベースの各指標は、連結PERが78.9倍、PBR13.5倍、ROE12.91%である。市場平均よりかなり高い各指標は、小型成長株によく見られ現象である。また、時価総額は244億円に達した。

公募価格51万円のおよそ3.5倍の初値は、12月のIPO(株式公開)銘柄への熱狂に引きずられた面も強い、一方で、同業他社の経営規模の似ているGDHの好調な株価との比較も働いたと考えられる。
ただし、株価が予想以上に上がってしまったことや流動株数が少ないことから、今後はかなり変動の激しい株価が予想される。また、プロダクション I.Gの一般ファンが気軽に買うには手の届き難い株になってしまった。今後は、株式分割が検討課題になる可能性が高そうだ。